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朝いちばん、わたしとのティータイム

noteを書くのは、朝一番と決めている。

わたしはまず、朝起きたらお湯を沸かして、その時の気分で何か温かい飲み物を作り、それを手に夫婦で一緒にDIYして作った大好きなデスクへと向かう。起きるのは朝6時半ごろでまだ少し外は薄暗い。部屋の電気は点けずに手元にキャンドルを灯して、その火でその時の気分にあった香りを焚く。(ちなみに今日の朝のお供は白檀の香りのお香。日光の杉で作られた八丹堂さんの杉線香)

ゆっくりと温かい飲み物をすすりながら、自分の中から湧き出てくるものをじんわり丁寧に感じるこの時間がとても心地いい。自分で自分に寄り添う時間。自分で自分の声に耳を傾ける時間。ゆっくりと感じていると、するするっとPCに向かって自然に指先が動き出す。わたしの指が急におしゃべりをしだすかのように、noteの編集画面には文字が一文字一文字と刻まれていく。

正直、書く内容はあまり考えていない。いや、考えてないわけではないけれど書こうとしていることを頭で整理したり文章にしたりしているのではなくて、お腹から自分の腕を伝って言葉に変換している感覚。書き直しもほぼしないし、大きな訂正もしない。一回くらいサラッと読み直すくらいで、本当にわたしの心の中、いやお腹の中の思考回路そのまんまを出しているだけという感覚。こういう書き方をしたら伝わりやすいかなとか、段落変えるのはここの方がいいかなとかとかも正直あまり重要視していない。わたしの呼吸のタイミングで句読点は打ってるだけだし、飲み物に口をつけるタイミングで改行しているだけだったりする。あとから読み直して意味が全くわからなければちょこっと変えることはあるけれど、基本なんとなく言ってることがわかればちょっと不思議な書き方をしていてもそれはそれで味が出ていい、とさえ思ってしまっている。

そうこうして書いているうちに気がついたら1000字は超えて何かしら出来上がっているという毎日の朝がわたしのnoteを書く習慣である。もちろん毎日毎日必ずnoteを書いているわけではなくて、日によっては日記だけの日もあるし、読みかけの本を読む日もあるし、モーニングページみたいにノートとペンでわーっと書き出す日もあったりするけれど、今のところはnoteにこうして感じたものを出しておくという方法がなんだか心地よくて続けている。きっとこれはしばらくは続く習慣な気がしている。

そうして、今自分の中で湧き上がったものが文章となって一通り可視化されて、一つの読みものとして区切りが付いたら、やっとわたしの1日を気持ちよく始められるような明るい気持ちになれるのだ。大体この幸せな自分時間が1時間半から2時間くらい。一杯の飲み物をちょうど飲み干して、お香が一本燃え終わるくらいのタイミングで、スッキリした気持ちでPCを閉じる。このくらいの時間って、なんだか人とカフェでお茶するときの時間と同じくらい。自分自身と朝からお茶してるんだね、きっと。

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