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今日も私だけのリズムを刻んで

今朝、目が覚めてみると口角辺りと口の中に違和感が。ああ、やはりいらっしゃいましたなと言わんばかりに、私はここ数週間を振り返り始める。疲れるとわかりやすく私に知らせをくれるヘルペスちゃんと口内炎ちゃんだ。あ、ついでにニキビちゃんもちゃんと顔を出している。

ヘルペスも口内炎も、小さい頃から頻繁に現れる。我が家は家族総出でヘルペス菌持ちなこともあって、ヘルペスが出てからの処置はお手のモノ。なんなら出る前からケアし始められるようにさえなっている。そんな私は最近はあんまり出ることもなくなっていたのだけれど、本日久しぶりに顔を合わせることに。また何かを私に教えにきてくれたのねと、もう今では感謝と尊敬の念さえ抱いている。(ヘルペスは、もしかしたら口内炎もだけれど、疲れたり免疫力が下がった時に現れるモノらしい)

やはり思い返すとここ数週間は、いろんな意味でバラバラだった。朝起きる時間、寝る時間、食べる物、行く場所、会う人。夜10時に床に着く日もあれば、夜中までワイヤイ語らい合って深夜2時に寝落ちする日も。昼から食べ放題に行った日の夜にはそのまま晩酌が始まり寝る直前までお酒をたしなむ。かと思えば次の日は愛するラーメンを食しに出かけ、夜は波の音をうしろに焚き火をしながらカップラーメンをかきこむ。いつもの私ならこれだけの予定があればこんなに詰め込まずにバラけさせるのだけれども、大切な友人が沖縄に遊びにきてくれていたこともあり、連日そういった日を過ごしていた。

こんな日々はとっても楽しい。なんだか盛りの学生に戻ったような、どれだけ遊んでも遊び足りないような感覚に陥るのだけれど、もう私も30を過ぎた、盛りはとっくに終わっているおばさまである。(心は永遠の20歳だけどな)もちろんとても健康体だし、特に体調に困っているわけではないけれど、そもそものポテンシャルは30代のそのもの。学生の時にはできていたことが大人になるとできなくなるというのは本当らしい。

そんな楽しいアップテンポな日々とは裏腹に、わたしには「わたしのリズム」というものがあるのだと思う。生活リズムとよくいうけれど、それが崩れるとわたしはわたしの音楽を奏でられなくなり、こうして何かしら症状を来す。日々のわたしだけのリズムとは、結局のところわたしだけの『習慣』のことで、毎日の24時間の中で自分なりの習慣をどれだけ自分にとって心地いいリズムで作っていけるかが全てなのだろう。

きっとわたしの、わたしだけのリズムはとてもゆっくり。そしてたまに音を外したり高い音から低い音まで出すこともあるかもしれないけれど、基本はドからファ、行ってもドからソくらいのものだろう。ラシドまで行くとちょっと苦しい。低い方へもそんなに幅広くはいかない。

そのためにも、私のリズムを刻んでくれる大切な習慣になるものを見極めることがとても大切になってくるし、きっと心地いいリズムや習慣はみんな違う。私の場合はわかりやすく「時間」「食」「人」がカギらしい。

何をするにもある程度毎日同じ時間であること
身体に負荷がかからないとわかっている食事を取ること
一緒にいて心地いい人にのみ会うこと

そしてこの3つをわたしの無理のないペースで取り入れることで、私の毎日のリズムを心地いいリズムで刻んでくれる。そこから外れてくると私のリズムは乱れ始めてしまうみたいだ。

もちろんこれだけではなくて、細かく挙げるとまだまだ私のリズムを刻む上で大事な習慣はたくさんあってキリがないけれど、自分なりの習慣を持って日々のリズムを丁寧に刻んであげることというのは、自分を心身ともに心地よく、楽に保つためにとても大切なことなのだと思う。そして何よりきっと、自分のリズムを刻めるようになればなるほど、そのリズムに乗せる自分だけの音楽をさらっと奏でることもできるようになるのかもしれない。

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