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鈍感力を見極めて発揮しよう!

仕事やプライベートなど
私たちは様々な人と接点を持ちながら過ごしていますよね。
そうした中で
人間関係によるストレスを抱えている人は少なくありません。
精神的な疲弊を軽減するためのポイントは
いい意味で「鈍感」になることです。

こんにちは!心理カウンセラーのHitoeです🌹
鈍感力とは
「ストレスになりそうな外部情報を
自分の中で貯めこまず、上手く受け流す力」
のことです。
気にしない力やスルー力とも言えるかもしれません。

「鈍感力」のイメージ

一般的に「鈍感な人」というと
ネガティブなイメージを持つ人が多いと思います。
例えば、「気が利かない人」や「グズグズとして鈍い人」など。

鈍感力は、「鈍感な人になれ」というわけではありません。
あくまでスキルとして、発揮する場面としない場面を見極め
自身でコントロールしながら戦略的に使っていくものです。

鈍感力を発揮するためのコツ

人間、生きているといろんな嫌なことがありますよね。
ストレスや不安になりそうな情報にさらされた時に
どんどんと落ち込んでいく手前で、しっかりと止める。
「まあ、いっか。なかったことにしよう」
と気づかないふりをする。

それが「鈍感力」です。
自分自身を守る術といえます。

鈍感力を発揮するポイントは
「自身の状態理解」です。

例えば、誰かに心無い発言や叱咤された時などに
瞬時に自分の状態を把握し
「今これを受け止める余裕がないな」
「深みにはまりそうだな」
と判断したら、すっと受け流す。
自分自身をだまして
あえて鈍感になり「受け取らない」という選択肢を選ぶ。
この一連の流れが、鈍感力です。


鈍感力の注意点

注意点は、ストレスになりそうな情報を
すべてスルーすればよいというわけでないことです。

あらゆる場面で鈍感力を発揮し続けると
自己成長できません。
メンタルタフネスを鍛えるうえでは
しっかりと向き合うことも大事です。

なので鈍感力は
「ちょっと今は受け止める余裕がないな」という時に
戦略的に発揮
していきましょう。

そして
「辛いけど乗り越えたら自分の成長につながるだろうな」
という情報は
いつか余裕のある時に思い出して、反省し次に活かす。

そうすることで
心の平穏と成長のバランスが取れていくのではないかと思います。

鈍感力を身につけるための方法

方法①:メンタル状態を把握しておく

受け流すか否かの判断を適切に行うためには
「どんな時に自分はしんどくなる傾向にあるか」
「今のメンタル状態はどうか」

と、普段から自分自身を理解し把握しておくことが必要です。

方法②:発言の意味を深読みしない

例えば「これは嫌味なのだろうか?」
と思われる発言に対して
真意を考えすぎないようにしましょう。
考えるほど、モヤモヤは増していきます。

言葉そのものを受け止め
それ以上は考えずに流すようにしてみてください。

「そうは言っても、なかなかできない」という人は
何か気をそらすものに没頭し
自身に考える余裕をもたせないというのも、1つの手です。

方法③:適当に話を合わせる

「それは違うだろう」
とカチンとするような言葉を言われても
反論し応戦してしまえば疲れます。

火に油を注ぎ
さらに相手がヒートアップする可能性もあります。
話はほどほどに聞いているふりをしつつ
適当に受け流しましょう。

まとめ

鈍感力は、ストレスから自分を守るために使われるスキルです。
あらゆるシーンで発揮してもよいスキルではありませんので
しっかりと見極め、発揮するようにしてみてください👀✨

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