《虐待PTSDミックス》私は氷山の一角だ。
今日、初診のクリニックで『アナタのPTSD混ざってます』と言われて納得してますよ。
ってお話です。
(私が自分の記事のハッシュタグに『複雑性PTSD』ではなく単に『PTSD』を使っていた理由でもあります)
先月終わりに
『ウチではアナタのPTSDは力になってあげられない』
と言われた私は新しくクリニック探しをして、本日はまず一軒目。
問診票の雨あられ。
『あ〜、コレ15歳のときにここの理事長先生の本に書いてあったテストと一緒だのう』
なんて思いながら…
ふ〜、時間かかりましたぁ…
1時間半のアンケート…医療目的じゃなかったらぜってぇぇえ受けないからなっ😅
いざ、診察は理事長先生ではない方にしていただきました。
『…紹介状にほとんど経過が書かれてないから、何でこうなったのか分からないので…』
…ぬぁに?!
まぁ私も急に紹介状お願いしたから、仕方ないよね(苦笑)。
私は今までのことをかいつまんで話し、今回はキチンと『家庭外での性暴力被害』に苦しんできたこともお話しました。
前回は、医師が男性だから言いづらいと伏せていたため、女性の心理士に事情を話すまで『まぁウチでも対処できる範囲内のPTSDだろう』と医師も思ってしまっていたのよね。
だから、❝初診時❞と、心理士から『ウチでは治療はムリですよ』と❝進言される瞬間❞までにタイムロスが発生したわけです。
自分の苦しみを医療に伏せたって仕方ないよね。
『…混ざってしまってますよね。
ベースには幼い頃からの虐待による複雑性PTSDがあって、そこに単にPTSDと呼ばれている「単発のもの」が組み合わさって、しかも発達障害を持っていた…。
こんなに重なってしまっているケースは初めてみ(見・診)ました。』
……やっぱり、混ざってしまっていますよね?
『かなり、難しいケースだと思います』
(…やっぱり。
混ざりまくって、どうにもならんくなっとる感じは❝現実❞だったな…)
(※ただ、私の考えだが、
発達障害があったせいで虐待されるケースも多々あると思う。
機能不全家庭で育ったために自分を粗末に扱う子はいくらでもいる。
機能不全家庭ゆえに安全な家すらなくなり、性犯罪に巻き込まれるケースもあると私は知っている。
結局は見過ごされているのだ。
私のようなケースだって露顕しないだけ。
私は『自分は氷山の一角でしかないはずだ』と思えてならない。)
帰りの電車の中。
(今日は私は割と体調がよく、男性に対する恐怖心もMAX時に比べたら全然ラクな日でした)
あのテスト…15歳のときにやったときは75点だったけど、点数増えとったなぁ…
『中等症レベル』から『生活に支障が大きく出るレベル』に上がってしまっていた。
……でも、他の問診票の質問がよくわからなくて…よかった。
『イライラして喧嘩をしますか?』
『喧嘩をして人を呼ばれたことがありますか?』
『喧嘩をして親族の生活に影響が出たことがありますか?』
???
なに?どうゆうこと??
こちらの問診は気分の波が激しすぎて、どのくらい困り事が発生しているか、PTSD以外の病気の可能性を探るための質問だったようだ。
………どれも、『ない』にチェックしたけど、私って無毒だな…。
私の病気は『私が苦しんでいる』のであって『他人に危害を加えているわけじゃない』って良い意味で気付かされた。
無毒。
…混ざってる、か。
一回のクリニック往復電車賃で、私の日当は吹っ飛ぶ。
目に刺さる夕陽。
今の家の方角に電車が進む。
最近、紹介状を書いてくれたクリニック近くを通る。
ずっと海が見える。
自分で運転するとさ、事故るから。
移動しながら海なんて見られない。
目にぶっ刺さる夕陽と、水面と、カシスオレンジカラーの雲。
きれい
私は家に帰る。
きれい
目に映るもの すべて
うっすら 涙で
みんな
混ざった
きれいだよ
…きれいだよ
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