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【レビュー】将棋と麻雀 頭脳戦の二刀流~49歳からの私の挑戦
総評:一将棋棋士の普通の自伝だと思っていた… 衝撃の一冊
1. 本の全体的な内容
鈴木大介九段の将棋歴や麻雀歴、将棋界の仕組みについて、
まとまって書かれている。
行間も空いたレイアウトで、本の厚みはそれ程なく、
さっくり読める内容である。
より簡潔な内容は麻雀遊戯王の動画でご自身がお話されているし、
奨励会に関わる過酷な話も、麻雀ファンの方には初耳かもしれないが、
将棋ファンにとっては、「将
まじん斬り麻雀・雀士鈴木大介と、受け将棋の鈴木大介九段
無茶苦茶面白いwww
麻雀の方は信じられないくらい攻め麻雀ですが、将棋は意外にも受け将棋です。
現在A級の中村八段も、受け将棋に分類にしています。
3:45~
一局見てみます。
Mリーグ翌日の青野九段の棋譜から。
先手・四間飛車を指しているのが鈴木大介九段です。
この後、攻め合いますが、美濃囲いが固く、人間の感覚としては悪くないです。
ここから終盤戦になってもおかしくないですが、お互いに
BEAST Japanextは前のめりすぎか?
鈴木大介九段の打ち回しにも驚く所は多いですが、デビュー戦でトップを取った菅原プロのオーラスにも驚きました。トップで上がりやめ、聴牌やめのない親番で、それほど高くない手にも関わらずリーチを打って前に出ていました。
結果的に横移動だったからセーフでしたが、白を掴んでいたら2着落ちの危険性があり、なかなか危うい橋を渡っていたようです。
チーム方針でトップラス麻雀狙い?
Mリーグルールはトップがかな
鈴木大介九段には初手字牌縛りを辞めてほしい
一将棋ファンの感想として書きました。私は中飛車党のウォーズ初段で、鈴木先生のパワー中飛車の本にはお世話になりました。
Mリーグ初戦で、鈴木大介九段の対局は色々な面で話題になり、Twitterのトレンドに乗りました。大変面白かったのですが、これだけは気になりました。理由を以下に書きます。
1. 不利を承知しながら打っている鈴木大介九段は麻雀AIのNAGAを用いて研究しているようです。
麻雀プロ