保育士がおすすめする歯磨きの絵本の紹介です。

毎日の歯磨き、大人も子どももイヤイヤやっていませんか？

それにはいくつか原因があるので、こちらをお読みください。

今回は保育士目線でおすすめの絵本を紹介します。

幼児向けの絵本はいろいろあるし、「どうして歯磨きをしないといけないのか」「歯磨きをしないとどうなるのか」を説明すれば、理解してくれることもあるのだけど、あかちゃん向けの絵本って意外とピタッとはまるものがなかったりしますよね。

「おやつたべたくない！」だったら「食べなくてもいいよ」と言えるけれど、歯磨きは「そんなに嫌なら歯磨きしなくていいよ」とも言えないもの。

絵本の力で少しでも歯磨きタイムが楽しくなりますように。

【永遠の王道】

ノンタン　はみがきはーみー

Amazonのリンクを貼っていますが、クリックしても購入しても私には何のメリットもありません。
そもそもAmazonのアカウントを持っていません。

歯磨きの本では、定番中の定番。

みんな大好きノンタンとその仲間が歯磨きをする絵本。

口ずさみたくなるリズムも素敵。

ノンタンシリーズは歯磨き以外にも排泄やシャワー、食べることなど生活面、遊び面で、大人の教えたいことが楽しく伝えられるようになっています。

デメリットは、「歯磨きしてね」というメッセージが強すぎることでしょうか。

【実は一番おすすめ】

ももんちゃん あーん

ももんちゃんがお食事していると、ハンバーグを食べおわったあかちゃんライオンが、あーんした。ももんちゃんは……。お話は、子どもが大好きな「あーん」から、“歯"への興味へと展開します。

Amazonの説明通りですが、大きな口でご飯を食べることからはじまり、歯があることに気づき、裏表紙でももんちゃんが仕上げ磨きされている絵で終わっています。

「ご飯食べたら、ももんちゃんもはみがきするんだ」と自然に思うようです。

また、「仕上げ磨き」というのがミソだと思っています。歯磨き絵本はあっても「仕上げ磨きをしてもらいましょう」という絵本はあまりないのです。

絶賛歯磨きイヤイヤ中で、「はみがき」というワードも受け付けない！という子にもきっと受け入れてもらえる絵本です。

【集団で見るなら】

はみがきさん

まいあさ おひさま でるときに
はみがきさんが やってきます。
「さあ、みがきましょう!
しゅっ しゅっ しゅっ」

ぞうさんも、らいおんさんも、うさぎさんも みーんな みがくなら、
あたしだって みがきます!

まねっこしながら、はみがきが たのしくなる
大人気 せなけいこの せいかつ絵本。

はみがきさんのファンタジー感が楽しい絵本。

紙芝居版もあるので集団で見るのもおすすめ。

いろんな動物が出てくる楽しさに加え、「歯磨きしなかったら虫歯になる」ということも伝えてくれる低年齢向け絵本。

せなけいこさんらしいオチは、友達との関わり方について。

気になる方は読んでみてください。

【まとめ】

1～3歳のなんでも自分でやりたがる時期。

この時期をうまくいかして、自分から「はみがきしたい！」と思って歯磨きできるようになるといいですね。

本って新品で買うと高いもの。

私は、図書館、古本屋を活用しています。

絵本で気持ちよい歯磨きタイムを。

おしまい