練習と本番の違いは、なに？

2019年6月24日 21:33

おはようございます。

北海道札幌市メンタルトレーナーの秋山です。

昨日は、夕方から高校生のサッカー選手とのメンタルトレーニングでした。

彼とは、4回目のトレーニングですがトレーニングをはじめた頃はメンバーには入っておらず、メンバー入りを目指して練習試合で結果を残したい。という状態でした。

しかし、その練習試合でいつもの動きができなくなってしまう。
ボールが来ると頭が真っ白になる時もあれば、安全に安全にと思い切ったプレーができなくなってしまう。
という事でした。

そこで、まず練習時と練習試合の時に考えている事の違いを分析していきました。

これは、スポーツ選手にはよくある事なのですが、練習の時には自分の理想のプレーをイメージしてプレーをしているが、試合になると失敗したくない。上手くやらなくては。という思考となる事があります。

この状態は、本番のために練習で理想のプレーを追い求めているにも関わらず、本番では違う事を考えてしまう。
つまり、やりたいのにやれない。という状態です。

では、どうしたら良いか。

頭の中をどちらかに合わせる事です。

練習時に考えている事を本番で考える。
もしくは、
本番時に考えている事を練習で考える。
事です。

そうする事により、練習と本番の差が少なくなっていきます。
誰でも、本番で失敗はしたくありません。
それは、ごく自然な事です。

しかし、頭で失敗したくない。上手くやらなくては。と考える事で、実は脳は逆の準備をしてしまうのです。

失敗したくない→失敗する準備
上手くやらなくては→上手くやれない準備
をしてしまうということを知っておけば、自ずと本番でどの様な思考が良いパフォーマンスに繋がるかが見えてきます。

わかっていても、なかなか出来ない。
という事があります。

なので、普段の生活からメンタルや脳を意識してトレーニングしておく必要があるという事です、

普段から自分の思考の癖を知り、分析して自分にとってより良い思考法を身につけておく。
これがメンタルトレーニングの１つです。

本番で実力を発揮するには、技術や体力はもちろん必要です。
しかし、更に必要なので心。メンタルです。
メンタルを安定させる事がパフォーマンスを安定させる唯一の方法です。
これは、もちろん技術を安定させてメンタルを安定させるという方法もあります。

スポーツ選手は、技術や体力は既に取り組んでいるはずです。
であれば、同じ様にメンタルの向上も目指す必要があるのではないかと私は思います‼️

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・北海道メンタルクリエイション　代表メンタルトレーナー・イップス研究所　札幌支所　支所長・著書「不安な気持ちで最高の結果を出す方法」出版小学生～プロアスリートのメンタルサポート。日本一、全国大会、海外大会出場者多数輩出。