見出し画像

自然保育・野外保育を検討中の保護者さんへ

教育系サイトに寄せられていた2008年の質問に私のセンサーが反応してしまったので16年も経過してるスレッドに返信してしまった

 スウェーデン発祥の「園舎を持たずに野外保育をする森の教室」をご存知でしょうか。
【森の教室】【森のムッレ】【自然保育】【野外保育】など呼び方はいろいろ。森の教室に準じるものは日本にもいくつかありますが情報が少ない。

 教育系サイトの2008年のスレッドに『スウェーデン発祥の森の教室を検討中だけど、実際どんな感じですか?』という質問が寄せられているのをたまたま目にしてしまった16年後の2024年。
 今さらすぎる返信であのスレッドは誰も参考にしないと思いますが、個人的な私の体験談としてこのnoteに転載しておこうと思う。

自然の中での保育には良いイメージしかなく入園しましたが、特色がある=偏っている、ともいえます。
自然を求めすぎる人は、人間関係が得意ではない事も関係してると思います。

「自然に委ねる」と言えばおおらかで響きは良いですが、人当たりが粗雑でもあります。人間同士のトラブルに対しては保護者レベルが低いと感じることも多かったです。

横柄な態度の保護者が発言権があるような猿山っぽさもありました。他者やこどもの痛みに鈍感で、他者からの訴えを「訴え」としては聞かず「弱い」「わがまま」とジャッジし、相手を軽んじるシーンも見ました。

特色ある養育する園を選んだことの選民意識でつながってるような保護者コミュニティになりやすく、視野が狭いお山の大将が自分の居心地の良さを求める場になりやすく、大人が保身に走り、意見の違う人に冷たくあたる幼稚さもあり、まともな対話ができる冷静で知的な保護者はとても少ない環境でした。

子供が過ごすにあたっては良い環境かと思います。
しかし子供同士のトラブルがあった際、先生が人手不足で園の窓口が機能していない場合は、自閉的コミュニケーションになりやすい保護者(他者の痛みに鈍感で自己中心的)とやり取りすることを想定していた方が良いです。

全方向に保護者スキルをあげる必要性を学べたので良かったですが、しばらく人間不信になりました(笑)
子供は元気に育ったので、そこは良かったですが、集まったメンバーによっては、風通しの悪いひどい村社会になりやすいことはお伝えしておきます。

書いた。

 登園中にずっと思ってたけど目の前の人からは共感が得られないことを書いた。書くことで浮かばれる魂がありますね。

 自然の中で、雑にすれ違う人々。本当に他者を軽んじる人が目立つコミュニティだったなぁ。自立しておらず、仲間で固まり合う。ある人にはテンション高く挨拶するけど、ある人には寒々しく対応するとか。そしてそういう保護者のこどもは例外なく他者侵害がひどくて意地悪でした。やめて欲しいことを訴えても良い方向に導くこともなく「子供だから」と野放しにしてましたね。
 そういういびつな性質の人間がいることも自然といえば自然だけど『ありのまま』を愛しすぎて不勉強すぎる幼稚な親が集まりやすいなというのが私の実感です。

 いろいろ書きましたがそれもこれも私が未熟な親だった時期の思い出。読んで頂きありがとうございました。

 検討中の方は『自然保育だから良い』ではなく『園の運営体制と、同じタイミングで集まるメンバーが良ければ自然保育はとても良い』ということを申し添えておきます。

 良きご縁に巡り会えますように。

 

いただいたサポートは、私のケアに使わせていただきます。そして公共の場を美しく清掃します♪