積ん読山

読んでいない本が多いのにもかかわらず、
最近、どんどん本を買ってしまう。
断捨離しなきゃいけない年齢なのに、
逆に平均寿命が迫ってくるからか、
読まなきゃと思う本を次々に買ってしまう。

読み出して面白いと思ったらじっくり読むし、
わからない漢字が出たら調べないと気が済まないし、
良い文章があれば鉛筆で線を引いてしまうし、
ページの余白にそれを書いて残してしまう。
それでなくとも読むのが遅いのにさらに遅読になる。

とうとう読んでいない本がヤマと積まれてきた。
「積ん読」の権化になりそうである。
小説、随筆、評伝、評論、詩集、画集など、
和洋問わずだから溜まりに溜まってくる。
小説は純文学から時代物、ミステリーなど何でもござれ。

ううう、このままいくと本のヤマに押しつぶされる。
読む速度より買う速度の方が早いのだからいけない。
積ん読山がそのうち崩壊するかもしれない。
そんな光景が夢にまで出てきたらと思うと、
おちおち落ち着いて本を読むこともできない。

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