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マイタケシイタケ

舞茸にハマっている。

最近では常備菜と言うのか、常備おつまみと言うのか、マリネにしたものがほぼ毎日冷蔵庫に入っている。

作り方は簡単。

舞茸は1パック。
それをほぐしてアルミホイルに乗せ、オーブントースターで焼く。
だいたい6分〜7分。

焼き上がったらオリーブオイルと塩、りんご酢で和える。
だいたいオリーブオイルはぐるぐると2周程度。
りんご酢はさっと一周。
塩はひとつまみ。

さらに魚介類をなにか一種用意する。

ボイルした小さい帆立。
ボイルした小エビ。
スモークサーモン。
今の季節はホタルイカも良い。

帆立はそのままではなく食べやすいように割く。
エビは大きければ切る。
ホタルイカなら背骨と目玉はとったほうが食感が良い。

舞茸の粗熱がとれたら魚介と合わせる。
さらに粒マスタード(チューブのもので2センチくらい)ときび砂糖を小さじ1程度、そして追いオリーブオイルに追いりんご酢。

これをざざっと混ぜるだけ。

舞茸って食感がさくさくしていて良いし香りも良くて、わたしの中ではキノコ界No.1だ。
でも夫はキノコ界で一番得意ではないらしいから人間の味覚ってほんとイロイロだなあと思う。

ちなみに以前にもちらっと書いたがわたしは椎茸が苦手だ。

キノコ界のみにとどまらず、あらゆる食べ物の中でも一番、椎茸はわたしの弱点とも言える。

苦手すぎて出汁だけでもすぐに気づいてしまう。
どんなに細かく切ってあってもわかってしまう。

苦手ってそういうことだ。

よく「好きの反対は嫌いではなく無関心」なんて言う。
ならば椎茸は好きの対極ではない。
きらいすぎて意識しまくってしまう。
どうしたって無関心にはなれないのだ。

ということはいつか嫌いが好きにひっくり返る日がくる可能性もゼロではない。
少女漫画によくある、最初は印象が悪かった男子(椎茸)。
ところが意外な一面(ネコを優しい笑顔で撫でているのを偶然見てしまった!)にどきっとして、だんだん惹かれていくみたいに。

そうなるにはちょっと苦手期間が長すぎたかなー。
少女漫画にするには間延びしすぎかなと思う。

舞茸は大好きで椎茸はきらい。
似てるようで全然違うから。

周りの人はよく分からないと言うけれど、みんなそんな何かを持っているんじゃないかなあなんて思っています。

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