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郷土玩具と、言葉のごろが楽しい!絵本「こけしがこけて」のご紹介。


こんにちは。
毎週絵本の紹介をしております。

今日は、ちょっと異色な?楽しい絵本です。
それでは、さっそくいってみましょう!

こけしがこけて

この絵本に登場するのは、郷土玩具たち。

こけしがこけて、
だるまがだまると、
あかべこあっかんべー


といった感じで、最後まで言葉のごろがとてもいいのです。
最後は「さるぼぼ」くんがきちっとオチをつけて回収してくれます。
子どもも笑って楽しく読めます。

郷土玩具って、なかなか目にする機会がないので、子ども達には新鮮!

私も見たことがあっても名前がわからなかったりします。
皆さんは、この子たち、知ってますか?

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私と同じく、名前が出てこない方も多いのではないでしょうか。
そんな時に、Googleの画像検索が便利ですね。

検索結果は、以下の通り。

左上「赤ふくろう(赤みみずく)」東京の民芸品
右上「犬張子(いぬはりこ)」 初宮参りに使う子犬の形の張子人形 
下 「きじうま(きじ車)」 熊本の木工玩具 

ちょっと物知りになれた気分(笑)
郷土玩具に触れられる絵本は少ないと思うので、一度読んでみても面白いと思います。
「いろいろばあ」で有名な新井洋行さんの絵本です。


日本のえほん これなあに

こちらは、「THE 日本的」なものを、紹介する絵本です。

これなあに?
What is this ?


富士山、抹茶、かき氷、かとりせんこう、うちわ、影絵、線香花火など、日本に住んでいれば自然に知っている、おなじみのものばかりが登場します。
「てるてるぼうず」とか「こたつ」とか、普段は意識しないけれど、意識しないところにこそ文化があるんだなぁと改めて思わせてくれる絵本です。

英語つきでシンプル、絵もかわいらしくて和みます。
日本の文化を話すきっかけになるので、海外で暮らすご家庭や観光客の方の日本のお土産としてもおすすめです。




さて、余談ですが、
私は宮城出身なので、「こけし」は小さい時から身近にありました。
なので、「こけしがこけて」の絵本を見つけたときは、お宝発見の気分(笑)。

一方、東京に住んで長いのに「赤ふくろう」は存在を知らなかった。。。
生粋の東京人には「赤ふくろう」は有名なのかな。

そう思うと、実際「こけし」がどの程度、知名度があるのか私には不明です。

●ゆるキャラ部門 代表「くまモン」
●郷土玩具部門 代表「こけし」

こんな感じで、私は認識してましたが、世間の価値観とずれてますかね。。

なにはともあれ、それぞれの地域の特色のある郷土玩具が今後も長く残っていくといいなと思います。

それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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