月報【2023.11】:人を頼れないんじゃなくて、”頼る言葉”を知らないだけだった。
鬼のように早い11月でした。
え、ほんとにもう12月?うそでしょ?
目まぐるしすぎた。それが率直な感想です。
仕事もバタバタ。プライベートもバタバタ。
何かでっかいイベントがあったわけじゃないけど、ちょこちょこ色んなことがあって忙しなく動いていた1ヶ月でした。
平日朝から寝る前まで仕事して、土日も朝から都内外に足を運んで諸々の用事を済まして夜20時過ぎに帰宅…みたいな。
結果どういうことになったかというと気持ち的には全然元気なんだけど、身体の疲れがえぐくて「もう動けぬ、、、」と朝はベッドからなかなか出てこれなくなり。
すべて大変だけど総じて楽しい。だからいい。と割り切ることもできるんですが、キャパの天井が見えた気がしたので、ここらでちょっと、オンオフの付け方を少し見直さねばな〜と実感した1ヶ月でした。
少しトピックで区切りながら見ていきます。
仕事も、大切な人たちとの時間も。
同棲してる彼の影響から、麻雀にハマる日々でした。最初はルールが良く分からず、なんとなく色とか数字を揃えていけばいいのねーくらいの浅い認識だったのですが、最近ちっとずつ分かってきたんですね。どうやって攻めていけばいいのか。相手の動きの予測とか。
麻雀に限らず、家でのくつろぎ時間は結構ゲームをすることが多いです。仕事柄毎日家にいるので、やろうと思えばずーーーっと仕事できちゃうんです。でも彼は割と定時で上がることが多いから、私がずっと仕事しちゃうと、一日全く談笑しないまま終わっちゃう。
ここは結局、自分が何を大事にしたいか、につながると思うんです。優先順位をつけなさいってよく言われるけど、どれが1番で、2番で、なんて厳密に決めなくていいと私は思ってます。
何年後かには忙しくなくなるから、それまで大切な人たちとの時間はできるだけ抑える。我慢する。こういうやり方は、私はできないんですよね。何年後かの約束なんてできないからです。
今がすべて。今を全力で楽しんでいれば、未来は後からついてくるものだと思っています。だから、大切にしたいものは”今”大切にする。
いつか来る未来で、大切な人たちと「さあどうする?」とワクワクしながら一緒に計画を立てられるように。
私の場合はこうです。仕事も楽しくてやりがい感じてる。だから頑張りたい。でも、彼や友達、家族との時間も大切にしたい(休みの日は特に)。大事な息抜きの時間だし、自分が「人間」に戻れる瞬間だから。欲張りですよね。でもどっちも”今”大事にしたいものなんです。
だから、どっちも大事にするためにどうしたらいいだろーって考えながら生きています。この意識を頭の隅に置きながら生活していれば、自然と自分の大事にしたいことに目がいくようになってくるからです。
反対にいえば、自分にとってどうでもいいことが、目につかなくなってくる。ということですね。
どんなに忙しくても夕飯は必ず彼と食べる。そんで夜23時くらいまで仕事と勉強して、疲れていなければその後彼とゲームしたり、まったり時間。土日は友達とご飯に行ってリフレッシュして、夜は仕事と勉強。
そんなこんなで、充実した毎日だなあと感じています。もちろん、仕事は楽しいばかりではなくて、無力さを感じることもあるけど。あ、仕事については次に話しますね。
“人を頼るための言葉”を知らないだけだった。
仕事の話をします。そこそこ大きな案件にアサインされ、サポートで入ってくれるデザイナーへの指示なども任されてしまいました。
やばいです。なんてこった、です。未経験入社で半年経ったくらいのペーペーです。でもやるしかないんですよね。ヒリヒリします。あーこわ。
こんな状況になると、もう、自分じゃ抱えきれなくなってくるわけです。経験も知識も他のデザイナーに比べて足りてないのは自覚している。だから、思い切って序盤から、周りを頼って巻き込んでいかねばならないなと感じました。
今までの人生、人をなかなか頼れないことが自分の短所であるとずーーっと感じながら生きてきました。短所は長所の裏返しうんぬんはさておき、ずっと自分の課題だなーどないしよっかなーと思ってたわけです。
課題というか、あれですね、もっと人を頼れるようになれれば仕事も楽しくなりそうなんだよなーという予感があったんです。
人を頼るってことは、自分の弱さをその人に見せるのと同じです。分からないことを分からないと言う勇気が必要だし、助けてほしいと素直な感情を見せなきゃいけない。
それがめちゃくちゃ苦手でした。プライドもあると思います。優秀な生徒とか、できる人、というニュアンスで褒められて育ってきたので、そこから外れてはいけないという自分の中の暗黙ルールがあったからです。
自分にはできない。
人を上手く頼れない。
ずっとそう思っていたんです。
でもね、最近気づいたのは、私は人を頼ることができないんじゃなくて、人を頼るための言葉を知らないだけだったということです。
頼りベタな人の多くは、これに当てはまるかも、と思います。どうやって助けを求めていいか分からないんですよ。”どのタイミングで誰に言えば正解なのか”を考えすぎて、肝心なSOSが出せないんです。
今頼ってしまって迷惑じゃないかな。この人じゃなくて違う人の方がいいかも。でもこの人はこの方面の責任者じゃないからだめか。
頼るタイミングと頼る対象。
この辺りでずーっと路頭に迷っているので、
言葉に出さないまま終わっちゃうんですね。
だから知らないんです。
どんな言葉でSOSを出したら、望んだ助けが返ってくるのか。そこまでいかずに終わっちゃうケースがほとんどだから。
話が戻りますが、私の場合、もう頼らずにはいられない状況なわけです。人を頼って知識や経験をおすそ分けしてもらわないと、お客様に迷惑がかかってしまう。いい仕事がしたい、いいものを作りたい。そう思うからこそ、まずは無力な自分に防具や武器を持たせないといけないんです。
頼るための言葉を調べました。相手を気遣いつつも自分が割とヤバい状況であることが伝わるような言葉。会社のチャットを何年も遡り、私と同じようや状況の人を探しました。その人が使っている言葉を真似るんです。「助けたい」と思わせる言葉です。
そうして、周りの人にSOSを出すようになりました。めちゃくちゃでかい収穫です。人を頼るレベル1から5くらいには上がった気がします。やったー。
そして周りの方々も「なんかこいつよく頑張ってはいるけど、思ったより知識とか薄そうで危ないな」と思ってくれてるはず。
皆様、すみません。ご迷惑かけますが、クライアントのためにいいものつくりたいので、どうかこれからもサポートしてくださるとうれしいです。
もう師走。年末まで仕事はつめつめですが、ここまで弱さを見せれば怖いものない気がするので、百万馬力で駆け抜けていこうと思います。
12月に向けて:オンオフ激しめの師走に。
先月のnoteに書いたんですけど、11月にほんとはパンとかケーキとか手作りの何かを作りたかったのですよー。でもできなかった!想定以上に予定を詰めすぎて、ゆっくり料理の時間を取れませんでした。
12月は仕事はもちろん忙しいけど、だからこそ休みの時間はゆーーっくり過ごしたいなと思っています。できるだけパソコンとかスマホを見ない時間をつくること。
そしてクリスマスは、何か美味しいもの作れたらいいな〜なんて考えています。近所の美味しいレストランは予約がいっぱいな予感がするので断念して…お家でまったりクリスマスできるように、彼と計画ねりねりする予定です。たのしみー。
仕事は百万馬力で!休みはまーーーったりと。
オンオフをいつもより激しめの1ヶ月にしていきたいと思います。
ではでは!また来月!
今後の執筆活動やデザイン・アート活動の糧にさせていただきます。いつか絶対に恩返しするために。