ほのさん

デザイナーなのにデザインのことあまり喋りません。哲学とピアノと食べることが好きです。

ほのさん

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マガジン

  • Special Thanks

    私が描いたイラストを使ってくださった、すてきなnoteさんを集めました。

  • よなよな哲学

    今考えてもどうしようもないわ!!て突っ込まれそうなことを、ひとしきりマジメに考えて、ひとりでスッキリして終わる記事です。鼻で笑える、をコンセプトにしています。カミングスーン。

  • 質問箱コラム

    みなさんからいただいた質問にお答えする記事です。

  • カンペキ職人〜完璧主義をもっと楽しく、柔らかく〜

  • “これから”の企画書 シリーズ

    これからなにして生きていこうか。楽しく、ほどよくまじめに考えながら、企画を練っていくシリーズ。長編です。

最近の記事

  • 固定された記事

【私が書き続ける理由】 生きづらさの海を、一緒に泳げるようになるために。

できるだけ早く本題いけるように頑張るのでちょっと踏ん張って読んでくださいね。 私は幼稚園児の頃から、漠然とした生きづらさを感じていました。人の負の感情に共鳴しやすく、どうしたら周りの機嫌を損ねずに生きることができるかばかり考えている子どもでした。自分の意思とは裏腹に、自然と人の気持ちが染み込んでくるんです。心が侵食されるみたいに。 この生きづらさは20年くらいずっと私の背中にのしかかっていて、大学生の時には精神科医から、軽度の愛着障害や双極性障害と言われたこともあります。

    • 「余白」の処方箋

      あらゆることがスルスル淀みなく進む時もあれば、流れが停滞してやや濁ることもある。それが人生だということは、20数年生きる中で誰もが身をもって体感することだと思います。 でもやっぱり、流れが停滞すると嫌な気持ちになるし、そこから離れたい、逃れたいとジタバタしてしまうんですよね。停滞期があるのもそれまた人生だと、余裕のある時は思えても、いざ停滞してみると「やっぱやだ!止まりたくない!はやく進みたい!」と思ってしまうもの。 私はそれを、第3次反抗期と呼んでいまして、最近その反抗

      • 月報【2023.11】:人を頼れないんじゃなくて、”頼る言葉”を知らないだけだった。

        鬼のように早い11月でした。 え、ほんとにもう12月?うそでしょ? 目まぐるしすぎた。それが率直な感想です。 仕事もバタバタ。プライベートもバタバタ。 何かでっかいイベントがあったわけじゃないけど、ちょこちょこ色んなことがあって忙しなく動いていた1ヶ月でした。 平日朝から寝る前まで仕事して、土日も朝から都内外に足を運んで諸々の用事を済まして夜20時過ぎに帰宅…みたいな。 結果どういうことになったかというと気持ち的には全然元気なんだけど、身体の疲れがえぐくて「もう動けぬ

        • 「できる人に思われたい」から「良い仕事ができるようになりたい」への転換

          仕事が楽しくない。 職場の人間関係も悪くないし、待遇面もとくに不満はないけれど、楽しくない。 そう思っていた過去の自分はどこへいっちゃったんだろう?と言うくらいに、大きな転換がありました。つい先日のことです。 簡単に言えばタイトルの通りで、今までの私は無意識のうちに「仕事ができる人だと思われたい」という欲に包まれていた。それに気づきました。 だから、仕事ができない自分に直面した時に、どうしようもない恥ずかしさとか、焦燥感に駆られます。それは、お客様に申し訳ないという気持

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          月報【2023.10】:壊れて、整えて、リズムをつかんで。

          波の大きな1ヶ月でした。 人生初の救急車を経験したり、疲労を極めて発熱したり。その一方で仕事はだんだんと”会社の持つリズム“みたいなものが分かってきて、いわゆる「やりがい」を肌で感じる瞬間が増えてきました。 1ヶ月の中で山の頂上と谷底をどちらも経験する、みたいな。そんなスリル満載の10月でした。1個ずつ振り返ります。 【健康編】スマホが壊れて、私も壊れたずっと大事に使ってきたものが壊れる時って、何かの暗示だったりするじゃないですか。まさにそれだったんですよね。いつものよう

          月報【2023.10】:壊れて、整えて、リズムをつかんで。

          その生きづらさ、社会の中で答えは見つかりそうですか?

          仕事がある日でも毎日5000字くらいは書いてますのよオホホ〜!と某SNSで鼻高々に公言した次の日からnoteをパタリと更新しなくなったオオカミ少年のアカウントはこちらです。 いやあ。素直に不甲斐ないです。前にnote書いてから1か月くらいでしょうか。近況報告はほどほどに早く本題行けよというオーディエンスの声が聞こえてきますが、少しだけおしゃべりさせてくれませんか。書きます、ちゃんと本題も書きますので。 有難いことに、仕事が思いのほか忙しくなったのですね。ほんとに、有難いこ

          その生きづらさ、社会の中で答えは見つかりそうですか?

          【よなよな哲学】”耐える”と”逃げる”の見極めってムズいよね。

          冒頭から引用を持ってきてしまってすみません。これ、最近見たツイートの中でいっちゃん刺さりました。そう、これこれ!こういうことを言いたかったんだ、って目が覚めるような感覚です。 長いツイートなので、大事な部分を要約してお伝えするとですね、 なるほどなあ、と思って読んでいました。 ずっとモヤモヤとしていたことなんですね。 みんな、やめろとか逃げろとかすぐに言ってしまうけれど、その結果に責任を持つことなんてできない。本当に苦しい人にとってはその一言が心の支えになるけれど、そうじ

          【よなよな哲学】”耐える”と”逃げる”の見極めってムズいよね。

          【よなよな哲学】されど人間。もっと気軽に愚痴っていこうや。

          天気が変われば人の心だって、ちょっとくらい変わるもんです。変わるもんなんだ、そういうもんだって思うだけでも少しだけ心が軽くなる気がしています。 今日は久々の雨にやられていました。朝起きた瞬間に分かるんですね。「あ、今日はダメな日だ」って。なんか頭重いし、なんか食欲ないし、なんか、とてつもなく、働きたくない。 天気ってまじで侮れないですよね。外が暗いと心まで暗くなってくる。雨の日の駅ナカってすごく重たい空気が流れている気がするし、スマホに向いているはずのみんなの視線が、地の

          【よなよな哲学】されど人間。もっと気軽に愚痴っていこうや。

          質問箱コラム #5:肯定と共感の、その先へ。

          質問ありがとうございます。ニュータイプの質問です。新世代です。冷静に見えるかもですが、どう答えようかとアタフタしながら書いています。 考え方ってどの考えのことを言ってるんでしょうか。あ、怒ってる訳ではないですよ。純粋な疑問です。どれか特定のnoteを読んでそう感じたのか、私のnote全般の言葉選びみたいなものからそう感じてくださったのか。どちらですかね。 とりあえず、後者として考えてみようと思います。note全体を通して私の考え方や言葉選びが素敵だと思ってくださったという

          質問箱コラム #5:肯定と共感の、その先へ。

          質問箱コラム #4:言葉の定義は、もっとあいまいで大丈夫。

          お盆でダラダラしていて質問箱の存在を忘れかけていた私です。久しぶりに開いたら質問が来ていて、びっくりしました。ありがとうございます。感謝です。 いただいた疑問に答えるにあたって、ひとつ大前提としてお話したいことがあります。それは、言葉の存在意義についてです。なんのために言葉は存在するんだろう?ということですね。 言葉とは、人間同士が何かを伝え合うためのツールです。もう少し具体的に言うと、言葉とは共通認識を持つためのラベルではなくて、イメージを共有し合うための一手段だと私は

          質問箱コラム #4:言葉の定義は、もっとあいまいで大丈夫。

          【よなよな哲学】ないものねだり。それでいいのだ。

          毎日仕事が楽しくてしかたない。 不満も不安もゼロです!! そんな人ってほんとにいるんでしょうか。たまにSNSで見かけるんです。1度も顔を合わせたことのない方々なので、本当のところはよく分かりません。事実だったらすごいなあと思います。 どんなに楽しいことでも、レベルアップしていこうとすると、その過程で辛いことや苦しいことは必ず出てくると思うんです。逆に、嫌なことも人間関係のストレスもなくて、刺激0の毎日だったら、それもそれでしんどくなります。 不思議ですよね。今まで色んな

          【よなよな哲学】ないものねだり。それでいいのだ。

          【よなよな哲学】夏休み。幼なじみが結婚するってこんな感覚なのか。

          “偶然”にアンテナを張るようにしています。 なんとなく訪れた本屋で、なんとなく手に取った本の、なんとなくめくったページに書かれていた文章とか。今の自分に必要な言葉が書かれている気がして、すごく覚えているんですよね。 この前、祖母の家の本棚をなんとなく漁っていたら、「世界最強の商人」という本を知りました。この本が棚にあったわけじゃないんですけど、とある本の中で紹介されてたんです。 最近ちょうど商売について知りたいなあと思って、トルコはイスタンブール行きの飛行機のチケットをと

          【よなよな哲学】夏休み。幼なじみが結婚するってこんな感覚なのか。

          カンペキ職人 #3:サクッと反省!の練習をしましょう

          カンペキ職人に多いのは、傷つきやすさを抱えているという特徴です。心が繊細な方が多いんですね。 理由はとても簡単で、自分に対する評価が0か100しかないからです。50とか60みたいな、あいまいな評価に自分を置いたことがないんですね。100がつくことはそうそうないので、基本的には0が多いんです。しかも、まるで地獄に落とされたかのような落ち込み方をします。自分の行動に対して反省するのではなく、自分の存在意義まで否定してしまうこともあります。 1回1回の出来事にここまで感情を揺さ

          カンペキ職人 #3:サクッと反省!の練習をしましょう

          【よなよな哲学】幸せと悲しみって似てると思わないかい。

          大事な人ができると、悲しい気持ちになるのは私だけでしょうか。幸せな気持ちって悲しみとめちゃくちゃ似ています。光に照らされて眩しい時って、顔が歪むじゃないですか。その感覚にすごく似ている。嬉しくて、尊くて、この上なく幸せなんだけど、なんかすごく悲しい。 この前、恋人の前ではじめて大泣きしたんです。いろいろあっていっぱいいっぱいになって「もう無理、泣きそう、泣きます」と宣言して泣きました(泣いてる原因は彼ではない)。 ちょっと話が脱線するんですけど、いいですか。自分が本当に悲

          【よなよな哲学】幸せと悲しみって似てると思わないかい。

          カンペキ職人 #2:全部1人でやってみる

          前回は、カンペキ職人さんの完璧主義をやわらかくすべく、色々一緒に試してみました。今日は、その第2回目です。今日読んで欲しいのは主に、前回のお話でご自分の完璧主義が柔らかくならなかったと感じた方です。まだ固いな、カチカチだなあと自覚がある方向けのお話になります。 突然ですが、1つ言葉を引用させてください。イギリスの画家、デイヴィッド・ホックニーの言葉です。 私はこの言葉を、坂口恭平さんの「自分の薬を作る」という書籍で知ったのですが、とても深く刺さる言葉だったんですね。自分が

          カンペキ職人 #2:全部1人でやってみる

          カンペキ職人 #1:その完璧主義は、もっとやわらかくできる。

          完璧主義って、どんなイメージがありますか?おそらく、良い印象を持っている人は少ないんじゃないかなと思います。 例えばマッチングアプリのプロフィール欄に「僕は完璧主義です!」て書かれてたらどう思います?迷わずに右スワイプですよね。こだわりを押しつけられそう…と思うはずです。 私もずっと、自分の完璧主義なところとか白黒思考なところがすごく嫌いでした。良いことないんですよ、自分の首を自分で締めるからです。他人からはそこまで高いレベルを求められてないのに、それを超えていこうとする

          カンペキ職人 #1:その完璧主義は、もっとやわらかくできる。