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【宇宙の天気予報】蟹座新月~「私」の生まれ直し。限界値を超える勇気~

7月18日 3:31ごろ
蟹座で新月です。


7月3日の山羊座満月から
星の動きもかなり慌ただしく・・・。


新月から満月までの間にも
色々なことを通して、“自分の殻を破っていく”ような出来事が起こったのではないでしょうか。


この新月は、ドラゴンヘッドが
牡羊座に移動する直前に起こる月相。

ここから約1年半は、牡羊座のエネルギーが
集合意識的な魂の成長のための課題となりますので、より一層個人にスポットライトが当たり、
「私」という輪郭をしっかりと浮き彫りにさせていくことを促されます。


⁑新月とは




新月は、種まきの時期。


太陽と月が重なることから、
意識(太陽)と無意識(月)とが出合う接点
言われています。

無意識と意識を統合させて
新しく挑戦する時期です。



今回の新月は、東側に天体が集まり、
個人天体が1ハウスから3ハウスに集中。

ドラゴンヘッドの移動も相まって
“私”の基盤を再確認するような配置です。


⁑蟹座新月チャート

月と太陽は1ハウス。
チャートルーラーの月も1ハウスです。


新たな「私」というキャラクターが目覚める印象。
そして、その目覚めを促すのが、月と太陽を向かい側でターゲットにしている冥王星。



この新月前後のタイミングで、
人生を大きくシフトしていく人も多いと思います。


さまざまな出来事を通して、または内側からの気付きによって、生き方を見直す、人生の舵を大きく切っていく。

現状にいったんストップをかけて、
立ち止まるようなことも。


自分の本音や、隠していた感情を抱えている人ほど、その影響は強くあらわれるかもしれません。



一方で、海王星、天王星とは調停の角度。

想いを優先すること、
心を緩め、癒すことを第一に考えることで、
新しい着想に触れたり、自分の資質に新たな要素を見つけるきっかけに結びつきそうです。


今回の新月は、
トランスサタニアンの影響を強く受ける新月。

トランスサタニアンのエネルギーは、
3次元の地球に住む私たちがどうこうできるものではなく、ただ受け取るのみ。

その受け取る媒体としての身体と精神のパイプを
純度の高いものに保ち、クリアにしていくことが求められます。


やるべきこと、できることは最大限努力したうえで、
「ここから先は、神のみぞ知る。どうにもならないこともあるのだ」
という、流れに身を任せる、委ねる、というある種の脱力感が、思いもしなかった方向へ導いてくれることもあるのでしょう。


⁑蟹座の月は、自分を守る安心基地


月が蟹座にいると、月本来のエネルギーを
発揮しやすいと言われています。


蟹座の月は感受性が強く、
鋭い直観が働きます。

蟹座は固い甲羅で自分を守り、
甲羅という閉じた世界のなかで、柔らかな感情を育んでいく星座。


あなたのなかの、柔らかな感情は
どのような感情で、どのような感覚でしょうか。

ひとつひとつを丁寧に確かめながら
どの感情も自分の断片だと受け止め、
そのままの自分を愛して大切にできるようになる時期とも言えそうです。


⁑ヨッドで自分の限界値を超える


現在、海王星と冥王星のセクスタイルに
獅子座の金星が、ヨッドという配置を作っています。


オーブ3度でみると、
だいたい7月7日ごろから8月7日ごろまでの約1カ月間、このヨッドは描かれることになります。


海王星と冥王星のセクスタイルは、1950年ごろから作られている時代特有のアスペクトですが、
獅子座の金星が、ふたつの天体と150度の角度をとることによって「神の指先」と呼ばれる二等辺三角形の頂点に位置します。


この3つの天体は、3区分、4元素、どれもが異なる要素をもちあわせるため、意識して訓練し鍛える必要があると言われています。


金星と海王星は、どちらも感性やセンスに関わる天体。
その感性やセンスを改造していき、幅を広げ、
限界線の向こうにあるものに興味をむけることを求めます。

金星は冥王星に、金星の耐性を高めることを鍛えられ、よって受容性の幅が拡大し、限界線をこえていきます。

この点を踏まえ、ヨッドがどのようなことをあらわすのか、個人的解釈を絡めてみました。


・好きなことを受験生並みにとことん本気で打ち込む
・自分の信念や価値観をガラッと変えてくれそうな人間関係のなかにあえて飛び込む
(不快や違和感をとことん味わい、人付き合いの限界値を超えていく)
・ヒーリングやチャネリングなど、目に見えないエネルギーを扱う能力を、特別な能力ではなく、普遍的な能力として身につける
・自分の興味の有無に関わらず、さまざまな芸術や演劇、アート作品に触れる
・華やかで目立つファッションや髪型などで、自己イメージを改造する
・受け入れる、甘える、喜ぶ、楽しむ、許すことなど、女性性的な資質において、無理と思う限界の一歩先まで冒険してみる


あなたにとって、
獅子座の金星を鍛える、とはどういうことでしょうか?

この1か月間は、そんな限界ギリギリの臨界点から新たな別世界が見えてくるかもしれません。


⁑サビアン度数からみる蟹座新月


月と太陽のサビアン度数は25。

今まで培ってきた蟹座の資質を結晶として取り出して、それを次のサインへつなげていきます。


月と太陽のサビアンシンボルは
「右肩越しに突然投げられた黒い影またはマント」


投げられた黒い影(マント)によって
右側のものが覆い隠される。

男性性、未来、左脳の力をあらわす「右」が覆い隠されることで、
女性性、過去、右脳の力を最大限に発揮して、環境に変化をもたらしていく。


それは、普段使い慣れた武器、方法をあえて封印して、眠っている力を解放、開花するという意味も含んでいるのでしょう。

⁑蟹座新月のお守りアロマ


蟹座の新月では、
支配星である月のエネルギーを味方につけて。

≪ レモン ≫
・キーワード:リフレッシュ
・浄化、魔除け
≪ クラリセージ ≫
・キーワード:溶解
・張りつめた緊張感をゆるめる
≪ カモミールローマン ≫
・キーワード:母と子
・心身の過敏な状態をなだめる、安心感を取り戻す


ライムやサントリナ、シトロネラも月対応。


少しでもお役立ていただけたら幸いです。
良き新月をお過ごしください。


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