立つ時・座る時・歩く時といった、ありとあらゆる場面で使う全身の筋肉の一つ一つについて解説している本。

　専門用語が多いですが、振りがながあるので読みやすいです。

　また、まず骨・関節・神経の筋肉との関係について基礎知識を学んでから全身の筋肉を紹介するという作りの本なので分かりやすいです。

　●脊椎をしっかり固定して上半身を安定させる
　●頭が前方に傾かないように支える
　●物を持ち上げたり、息を吸い込む動作を助ける
　●肩関節を安定させる
　●内臓が落ちないように支える

　などなど、筋肉の役割は様々。

　普段生活している時は「今、〇〇の筋肉が働いている」と意識したりはしませんよね？

　わたしはこの本を読んで、自分があらゆる筋肉にお世話になっていると知ったので、「我が筋肉よ、ありがとう！」と何だかとてもマッチョな人が言いそうな言葉を自分の体に語りかけてみました。

　
　〈こういう方におすすめ〉
　自分の体の仕組みのうち、特に筋肉への関心がある方。

　〈読書所要時間の目安〉
　1時間くらい。