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編…西東社編集部『必ず出会える! 人生を変える言葉2000』

 古今東西の名言、小説、漫画、手紙などに出てくる素敵な言葉を紹介している本。

 なんとその数2000!

 頭で読むというより心で感じ取る感覚で2000の中からお気に入りを見つけてみると楽しいと思います。

 わたしも沢山お気に入りを30以上見つけてメモしました。

 その中で特にグッときたものを敢えて5つだけに絞るとしたら、以下の5つです。

●「私たちのすることは大海の一滴の水にすぎないかもしれませんが、その一滴の水が集まって大海となるのです」
(マザーテレサ。P9から引用)

●「視点を変えれば不可能が可能になる」
(ハンニバル・バルカ。P74から引用)

●「〝ダメな子〟とか、〝わるい子〟なんて子どもは、ひとりだっていないのです。もし、そんなレッテルのついた子どもがいるとしたら、それはもう、その子たちをそんなふうに見るしかできない大人たちの精神が貧しいのだ」
(手塚治虫。P100から引用)

●「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」
(マハトマ・ガンジー。P185から引用)

●「たとえ討たれるといえども、敵に向かって死すべしと思う」
(島津義弘。P199から引用)

 これら5つの言葉を発した人たちの送った人生はそれぞれ全く異なるのですが、どの言葉にも痺れました。

 まず、マザーテレサの言葉について。
 きっと誰もが日々生きる中で己の無力さを痛感していると思います。
 しかしこの言葉は、ほんのわずかでも何か行動を起こすことで世の中が変わるかもしれない、と希望を感じさせます。

 次に、ハンニバル・バルカの言葉について。
 名高い戦術の数々はこうした多角的な視点から生み出されたのでしょうね。
 わたしも発想を逆転させて不可能を可能にする人になりたいです。

 次に、手塚治虫先生の言葉について。
 もう本当にその通りとしか言いようがありません。
 子どもにレッテルを貼ることの浅ましさに気づかされます。

 次に、マハトマ・ガンジーの言葉について。
 「どうせいつかは必ず死ぬから」とつい怠けがちな心を奮い立たせてくれる言葉です。
 わたしも命ある限り学び続けたいです。

 次に、島津義弘公の言葉について。
 たとえ退却する時であろうとも敵に背中を晒さず前進していく。
 さすがは今もなお鬼島津と恐れられる戦国武将です。

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