著…喜多川泰『賢者の書』
ストーリー仕立ての自己啓発本です。
主人公は14歳の少年サイード。
ある日、サイードはおじいちゃんから「これから旅に出て、九人の賢者と出会ってくるのだ」と『賢者の書』を渡されます。
その時点では『賢者の書』はまだ白紙。
サイードが九人の賢者から大切なことを学ぶと、賢者たちはサイードにパズルのピースを渡してくれます。
サイードはそのピースを『賢者の書』の枠にはめ込んで完成させていき、やがて九番目の賢者に『賢者の書』を返すことになります。
この時もし九番目の賢者が「サイードは最高の賢者としてふさわしい人間に成長した」と判断すれば、サイードは自分の人生を今後どういう方向に向かわせるべきかというビジョンに気づくことが出来ます。
…そうおじいちゃんは言いました。
なんだか不思議な物語ですよね。
一気に読めました。
わたしは特に、おじいちゃんがサイードに言った、
という言葉にグッときました。
自分がどんな行動をすればどんなピースが手に入るのか?
或いは失うのか?
その答えは分かりませんが…。
わたしも自分なりのパズルを完成させたいです。
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