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文…西川隆範 監修…桝田英伸『極楽』

 もしも極楽へのツアーガイドがあったらこんな感じかも? と思わせる絵本です。

 ※注意
 以下の文は、結末までは明かしませんが、ネタバレを含みます。



 小学生くらいの男の子が夢の中で極楽を見学する…というストーリー。

 わたしが君をまもっているから、なにがあってもだいじょうぶだ。どんなふうでもいいから、どこまでも生きていくんだよ。

(文…西川隆範 監修…桝田英伸『極楽』から引用)


 という言葉や、

 たのしいときも、つらいときも、わたしたちはあなたといっしょです。わたしたちはいつも、あなたをおうえんしています。

(文…西川隆範 監修…桝田英伸『極楽』から引用)


 といった言葉が素敵です。

 きっと、「極楽とは?」という定義は一人ひとり異なるでしょう。

 死後の世界が本当にあるのかどうかも分かりませんし。

 けれど、こうした優しい言葉をくれる人がいれば、そこが極楽かもな…とわたしはこの絵本を読んでいて思いました。

 出来れば、この現世が極楽に近づいていくと良いですよね。

 あたたかい心の人が増えていきますように…。


 〈こういう方におすすめ〉
 極楽を見学してみたい方。

 〈読書所要時間の目安〉
 15分くらい。

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