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IT導入ステップ

IT利活用プロセスには、IT資源調達ステップ•IT導入ステップ•ITサービス利活用プロセスがあるとご紹介しました。

また、IT資源調達における秘策やベンダー選定方法を書きました。

今回は、IT資源調達ステップでベンダーの選定を終了し、IT導入計画書を作成した後のステップであるIT導入ステップのご紹介をします。

IT導入ステップは、
実際にITを導入するステップとなります。
ただし、主体はIT化プロジェクトチームだけではなく、業務改革プロジェクトチームも重要な役割を担います。

IT導入ステップは、以下の流れで実施します。
IT導入実行計画作成
- 具体的なシステム方式、運用形態を決定
- WBSを活用してタスクを詳細化し、スケジュールと役割(IT導入担当者)を決定
-外部ベンダーとの役割を決定

IT導入マネジメント
-SLM
の捕捉方法決定
-ITサービスレベル測定指標の作成(SLA)
-IT環境の準備
-業務改革プロジェクトチームとIT化プロジェクトチームが一体となった総合テスト計画システム移行計画の策定と準備
(業務改革プロジェクトチームが主体となる計画を策定)
-業務マニュアルシステム運用マニュアル作成
業務マニュアルは業務改革プロジェクトチームが主体となり、システム運用マニュアルはIT化プロジェクトチームが主体となり作成する。
-ステークホルダーに参加してもらい、総合テストの実施
-システム移行計画に基づき、移行リハーサルの実施

③ITサービスの開始判断
-IT導入計画書に基づき、IT導入プロセス全体を評価
-IT利活用サービスの開始を判断
-IT導入評価報告書をステアリングコミッティに報告
IT導入評価報告書には、IT導入状況ITサービス利活用の状況を記載します。①~③の作業が完了後、次のITサービス利活用ステップへ引き継ぎます。

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