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【詩】やさしい弾丸

「あなたのためを思って」
そんな親切心から放たれる言葉

それは私にとっては弾丸で
50口径で抉っていく 

君のやさしさを受けるたび
私の傷口は増えていく

すれ違うだけの方がまだマシだ

君は西部劇さながら
すれ違いざまに振り向いて
私の言葉を置き去りに引き金を引く

そんなやさしい弾丸

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言葉を発する側、受け取る側で意思の伝達が十分に行われないことは日常茶飯事で、だからこそ創作が成り立つのかなとも思ったり。

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