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【屑の恋愛論】好きなタイプにならなくても好かれる方法

以前付き合っていた彼女に、どうにかハマってほしくて、その子の「好きなタイプ」になろうと躍起になっていた時期がありました。たとえば、彼女はモードっぽい服装の男性が好きで、そのころ僕は好きでもない黒い服で身を固めていたわけです。



この記事は、あのころの僕みたいに、自分を偽ってでも相手に好かれようと頑張ってしまっている人に向けて書こうと思います。最後まで読んで、少しでも気持ちが楽になってくれたら嬉しいです。





結論から先に書きます。




相手に好かれたいのなら、相手の好きなタイプになろうとしてはいけません。




逆説的ですいません。話しますね。


僕は彼女に好かれようとして、彼女が好きなヘアスタイルや服装を取り込んだりしました。そうしたらもっと自分のことを好きになってくれると思って。


けれども、よく考えてください。

そもそも「好きなタイプ」を実際に好きになったりするとは限りませんよね。


たとえば、たぬき顔の子が好きでも、実際に付き合ったのは塩顔の子だったり。香水をつけない人がいいと思っていても、実際に好きになったのは香水をつけてる人だったり。みなさんにも経験があると思います。

だから「好きなタイプ」になったからといって、相手に好かれるかどうかは別問題。そこを勘違いしちゃいけないと思うんです。

「ハンバーグが好き」という人も実際にファミレスに行ってメニュー表を見たら、「パスタがいいな」ってなることがあるように、「好きなタイプ」ほどぐらつきやすいものはないんです。


あなたがもし彼氏や彼女の好きなタイプから程遠い存在でも、それを気に病む必要は一切ありません。


当時の僕は彼女の理想に近くあろうとして、自分の望まない見た目や内面を繕って生きていました。

それって自分に嘘をつき続けることになるわけで、めちゃくちゃしんどいわけです。

そして、自分が苦労している分、相手への期待も必要以上にしてしまう。だから、相手からの愛情のリターンがさほどないと、不機嫌になったり、メンタルがヘラっちゃうんです。

僕は限界が来てしまい、喧嘩の果てに、別れてしまいました。


砂の城はもろく崩れ去る。

繕っても、それはいつか崩壊してしまいます。



では、好きな人にハマるには、どうしたらいいのか。

相手の理想になる必要は1ミリもありません。

理想になるというのは、相手の都合に合わせるだけの人間になる、ということでもあり、相手にチープな印象を抱かれてしまう。自分の思い通りになる人って、特別感がないですよね?





そう、要は特別感なんです。



で、特別感って、ぜんぜん特別なことをしなくても作れるものなんですよ。




僕が心がけているのは、たったひとつ。





自然体でいること。




無理をせず、いつもの自分で、いる。ほんとに、それだけです。



自然体でいる人間って、魅力的に映るものなんです。常にナチュラルでいて、相手に媚びることはしない。その上で、相手に好意を伝えること。相手を信用すること。



自然体のあなたを好いてくれないなら、その人とは別れた方がいい。好きな人のために行動が制限されるのなら、その人とは別れた方がいい。



疲れるだけだし、恋愛は自己犠牲を伴ってはいけないものだから。



相手のことが好きなら、相手を信用し、自然体でいるようにしましょう。

好きな人のために、自分を偽って、髪を伸ばしたり、服装を変えたり、性格にも嘘をついたりしている人は、この記事を読んだ直後から改めてください。



好きな人の前に、まず自分を好きになってください。



自分のことを好きになれば、自然体の自分で勝負することも怖くない。



それじゃ、みんなが好きな人とうまくいきますように。

いつもありがとうございます。