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記憶に残りやすいプレゼン

最近はテレビを見ない人が多くなりましたね。もう今ではYouTubeやAbemaTVを見ている時間がほとんどで、部屋にテレビがないという人も多いのではないでしょうか?

でも相変わらず見ているものもあります。動画を見る前に流れているその「CM」です。今回お話しする強い印象を与えて記憶に残す方法とCMはすごく似ています。だってCMも「数秒間で商品の印象を視聴者の記憶に残す」ということですからね。

ということで、強い印象を与えることで商品を買ってもらったり、人に大事なことを覚えてもらうためのプレゼン方法について例を交えつつ紹介しましょう。

記憶に残すための「SUCCESs」

「SUCCESs」というのは記憶に残させるための要素6つの頭文字をとったものです。これらの6つの要素が入っているほど人の印象に残りやすいものになります。

Simple

単純明快であること。CMでもプレゼンでも1メッセージだけを伝えますよね。大事なことをシンプルに伝える。これが基本です。

Unexpected

予想外なことも重要です。驚きを感じたことは忘れないですし、もっと知りたくなるでしょう?初めの数秒間では何のCMかわからないものも結構ありますが、これも視聴者の予想外を狙ってのことでしょう。

Concrete

具体的であることも重要です。例えば大人数を相手にプレゼンするときなどは抽象的な表現が多くなりがちです。しかし良いプレゼンターは要所要所で具体的な例を出すんです。これでぐっと記憶に残るプレゼンになります。

Credible

信頼できなければ話半分でしか聞いてもらえないでしょう。統計情報や専門家の意見をつけるということは話を聞いてもらうために重要です。「もう何人が使用中」「〇秒で何人が登録」みたいなのも信用を狙った方法ですね。

Emotional

逆にロジカルでない方法もあります。政治活動なんかはこの感情に訴える方法がほとんどですね。純粋にかっこよさやかわいさで感情に訴えることもあります。服を買うときなんかも結構ブランドのイメージで買っていませんか?

Stories

最後はストーリーです。たまにストーリー調のCMありますよね。そういうと他のものに比べてすぐに頭に思い浮かびませんか?プレゼンなんかでも今後の道のり(ストーリー)が見えたほうが、心動かされませんか?


ということで、今回は記憶に訴えかけるコツである「SUCCESs」についてお話ししました。CMやプレゼンだけではなくて、面接などの人に何かをアピールするときや何かイベントで人を集めるときなんかにも振り返ってみるといいんじゃないかなと思います。この6つの要素を増やすことで魅力的になるはずです。

ここからさらに「ACE」という、印象を与えるということからステップアップして、人に拡散させるための要素があるのでそれはまた今度お話ししましょう。


参考:NEW POWER ジェレミー・ハイマンズ ヘンリー・ティムズ

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