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【書店さんを元気にする全国出張】名古屋編 5/15

今日の移動距離6.6㎞ 今日の移動歩数11,840歩

日々書店員さんから元気をもらっているサッチモです。アベコベですね!さて出張も5日目。そして今日は日曜日。一般的に従業員さんが少なくお客さんが多い日です。だから「営業」をするのは憚られます。

僕が書店員さんなら、貴重な時間をそこにとられるのは嫌です。そこで今日は売り場の写真をSNSで紹介(拡散)させてください!というお願いだけしました。店員さんの対応はYESかNO。一瞬です。

お店のルールとしてNGのところもありますが、大概は笑顔でOK!書店員さんにとって、とにかく日曜日は時間が貴重。今日はそんな短時間の笑顔のコミュニケーションから生まれた写真をいくつかご紹介します!

▼ジュンク堂書店名古屋店様

▲あなたを救った本、教えてください
丸善ジュンク堂書店さんが実施した読者アンケート約2,500件の中から選び抜かれた本のフェア。残念ながら本日が最終日でしたが、添えられている読者コメントを読むとグッと胸を抉られたような気がしました。本屋さんは、こんな素晴らしい出会いを演出する舞台装置なんですよね!
▲モモに救われた人は多いのではないでしょうか
小学校~中学校の読書経験(漫画を含む)は大人までつながります。このお店では、お母さんと小学生男子の組み合わせをたくさん目撃しました。めっちゃかわいかった^^このお店の壁面の棚は高さがあり、最上段の本をとるときは踏み台に乗ってとります。僕の目の前に手が届かない親子がいたので、かわりにとってあげました。心和む瞬間でした。
▲名古屋ならではのドラゴンズ本展開
『嫌われた監督』は全国区だと思いますが、地元のアナウンサーのドラゴンズ偏愛コラムがこれほどの展開(落合本より多面)をされているなんてビックリ。それだけでは足りず、もう一点併売されているという熱の入れようでした。きっとこれもお客様を思っての事なんでしょう。

▼丸善アスナル金山店様

▲スヌーピーは哲学書なんです!
スヌーピーの言葉の深さを掘り下げる本が、度々思い出したように売れるんです。僕がこの売り場展開のどこに注目したかと言うと、昨年刊行され売れている左側の黄色い本に合わせ、2005年販売当時に売れた別の出版社の本をパネル付きで併売している所です。店頭には出版社さんが作ったフェアと、書店員さん独自のフェアがあります。今回の展開はおそらく書店員さんの商品知識がなせるわざだと感じたのです。
▲名古屋本コーナー
昨日ご紹介した名古屋の出版社コーナーとは異なり、名古屋を舞台にしたフィクションなど関連した作品を集めたフェアです。最上部には金のシャチホコがデーンと構え、下段にはコミックが並んでいます。ラインナップに深い名古屋愛を感じずにはいられませんでした。
▲人文(臨床・心理)の棚
このお店の棚をみていて僕が好きだったのは、軽いタッチの本の隣に突然『夜と霧』のような本があるところです。新しい本も良いけどこういう本もあるよ!と声なき声を本が発し続けているように感じました。こういう展開がされていることで「いまここ」だけじゃなくて立体的にモノがみえてくるように思うのは僕だけでしょうか。

(おまけ)自腹グルメ日記

▲名古屋めし 味仙
ご存知ない方には紛らわしいですが、名古屋名物の台湾料理屋さんです。YouTubeの某人気チャンネルのたっちゃんさんが、ここでつまみをつつきながらビールを飲む姿がただただ美味しそうなのです。ついに聖地巡礼です。何をたべたかは秘密にしておきます。


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