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☆2023年元旦投稿!

皆様、明けまして、おめでとうございます。2023年卯年、ピョンピョンと飛躍できる年にしていきましょう!

先ずは、基盤としているJDの話から始めたいと思います。何度もお話しをしておりますが、色々な方に腹落ちするように違った例えを紹介しております。(笑)

JDという言葉を知っている方は多くなってきたと思いますが、(別にJDという言葉を使わず違う名称にしても良いのですが!)、何に役立つのか?と、ご存じない方が多いですね。私の投稿を一度も読んでいないよ!という方の為に、簡単に説明しますと、JD=ジョブ・ディスクリプションと呼ばれており、業務における目的、役割、責任、内容、権限等を明瞭にしたものです。当該JDが各々の専門業務となり、今期の組織ゴール達成の為に、#1. どの様な役割、#2. どの様な責任があるのか、が理解できるツールとなります。

勿論、今期だけでなく長期でも必要な業務内容は含まれていますが、そもそも外資系において終身雇用という考え方はありませんから、短期的なゴール設定においての役割という事になります。

さて、理由は良くわかりませんが、この専門業務というところに、多くの日本人の方は、反応してしまうようです。専門業務ばかりだと、そうでない業務は誰がするの?という質問は必ずありますし、加えて、専門性を重視して何がしたいの?という質問もあります。

私からしてみると、専門業務でない業務って、どういう業務なのかな!と思いますし、何がしたいの?という質問については、致命的?と思いますが、まあ、言いたい事はわからなくもないですが、#1. 人材への投資をより効果的に行う為、#2. 生産性の向上、という理由ぐらいは知っておいて欲しいですね。(沢山ある中の2つですが) 例えば、ある日系組織で実際にあった話ですが、組織で必要な事務業務の担当者が、急な退職や出産で相次ぎ足りなくなりました。事務業務だからといって軽視していたのでしょうが、直ぐに採用プロセスをはじめても、なかなかフィットした経験者が見つかりませんでした。さて、質問です!この業務は、専門業務に入らないのでしょうか?(苦笑)

ここで、一度考え方を変えてみて、組織をオーケストラに例えてみましょう!組織とオーケストラは違う!なんて、言わないで下さい。そう思った方は、ポイントがズレています!

オーケストラ(フルオーケストラ)は、編成により、人員構成が、それぞれ違っているようですが、楽器を弾く専門の演奏者が必要となるのは、ご理解いただけると思います。この楽器を弾く専門の演奏者が、組織でいう、専門業務です。また、演奏曲よっては、演奏者を増やしたり、減らしたりして演奏をします。演奏者は、各自が演奏する曲目のそれぞれのパートに責任を持って練習し、演奏をする為の万全の準備をしなければいけません。この練習や万全の準備が組織でいう、専門業務のアップスキリングや熟練された知識とスキルです。そしてオーケストラには、指揮者が必要です。この指揮者が組織でいうリーダーです。指揮者には、各々の演奏者に音の入るきっかけ、終わるタイミングの指示を行い、全体の音のバランス、テンポを曲としてまとめ上げる重要な役割があります。また、演奏する曲に対する、表現を演奏者に伝え、演奏のスタイルや曲のイメージを個性として活かし、オーケストラの評判へとつなげていきます。あるいは、演奏家の能力を引き出す存在なのです。

以上で考えると、専門業務でない業務というのは、どこにあたるのでしょうね?

JDと呼ばれる組織でいう専門業務は、そんなに難しい定義をしなければならないツールではありません。組織内の業務分担として、#1.どの業務が組織に必要になり、#2.各々の業務責任者が、自分のパートに責任を持って従事する。という事を明確にしているだけなのです。

そして、これらが最終的に、組織能力ある専門家という単位で、市場から評価されるという事です。

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