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にゅうでりのもやもや HSPカフェのお客さん・スタッフはHSPに限定すべきなのか

HSPカフェ管理栄養士のにゅうでりです。

HSPカフェに来てほしいお客さんに関して、しばらくもやもや考えていることがあるので、書きたいと思います。
前に書いた「HSPカフェで似ている人に出会いたい?」の記事と被る部分があるかもしれませんが、2ヶ月間で起きた出来事を経て、また今の考えを改めて残しておきたいと思います。


HSPさんでも様々

HSPさんとの交流を期待して来てくださるお客さんは
感じ方が似ている人なら、今までには誰にも分かってもらえなかった辛さを、同じように辛く感じているかもしれないと期待して来てくれることが多くあります。

実際に「今までなかなか誰にも話せなかったことを話せた」、
「音に対する辛さを分かってくれる人がいて嬉しかった」などの感想をいただいています。

多くの人は理解してくださっていますが、HSPで括って感じ方が似ていたとしても、一人ひとりは全員違って、似ているものは似て非なるものです。

HSPだと自称している同士であったとしても、その中で何か違うなぁという違和感を感じることは、よくあることです。

それは初対面で感じる時もあり、そうではない時もあります。

初対面ではすごく似ている!と思ったけど、コミュニケーションをとっていくうちに、何度か交流を重ねていくうちに、お互いのことをよく知っていくうちに、似ている部分もあるかもしれないけど、自分とは違う部分がたくさんあるのだなぁと気付くことも、よくあります。

似ていると思ったのに違った時…

今までとは違う人に出会えたかもしれないという嬉しさから、過度に期待してしまって、ちょっとした違いに気付いただけで、裏切られたような、とてもがっかりする気持ちに襲われてしまうことがあるようです。

私自身も、気を付けようと思っていても、何度もやってしまいました。
似たような感覚を持っていそうだと思うと、安心感が感じられるのでしょう。
なぜか数回しか会ったことがなくて、その人のほんの一部分しか知らないはずなのに、自分と重ね合わせてしまって、ずっと前から知っているような古くからの友人のように感じてしまう時があります。
信頼し過ぎて、他の人には話していない難しい悩み、心の内を打ち明け過ぎてしまうことがあります。
投影したり、転移したりしているなと思いつつも、お話させてもらった人のことが気になり過ぎてしまう時間もありました。

HSPの感じ方による共感力や想像力によるものなのか
HSPとは関係なく、アダルトチルドレンで人間関係の構築が苦手だからなのかはっきり分かりません。
ですが、私にはそういうことがあるし、お客さんにもあるのだろうなと考えさせられることが色々とありました。

似ている人と関わることの良い点と心配な点

似ている人と関わるのは、安心感が得られます。
安心できる関わりで傷付いた心を癒やして充電する時間・関係が必要で、それを求めて来るのは分かります。

けれど、いつまでも似ている人としか関わらなくなってしまうことには、危機感や勿体なさを感じます。

どんどん世界が狭くなってしまいます。

HSPカフェのお客さんやスタッフはHSPさんに限定すべきなのか

私自身はHSPカフェは、HSPだと思っている私がやっているということと、HSPさんが安心して過ごせる場所であることは大切にしていますが、HSPさんに限らず、みんなのHeartful Smile Placeを目指したいと思っています。

「HSPさんが安心して過ごせる」かどうかがポイントだと思うのです。
「HSPさんでなくてもどなたでもどうぞ!!」と広く言っては、HSPさんが来にくくなってしまうだろうなと悩んで、あまり言わないようにしています…。

しかしながら、お客さんをHSPさんに限定したとしても、その中でトラブルが起きることは、残念ながらあり得ます。

実際に、今までの中で、私が耳にすることになってしまったお客さん同士の揉め事は、皆さんHSPを自認されている方同士でした。

HSPかどうかではなく、相手を思いやった行動ができるかどうかが大切だと思うのです。
そして、人と人とが関わる上で、嫌な思いをすることになってしまうことも、どうしても避けられないかもしれません。

そういうことがあったとしても、距離を取り直す、やんわり断る、傷つけないような言い方を考えて伝えるなどが前向きにできる人であってほしいなと思うのです。

逆にHSPさんではなくても、HSPさんの感じ方や考えを尊重してくれて、否定することなくいてくれる人であれば、HSPカフェに来てもらえたら嬉しいと思います。

なので、HSPさんであったとしても、他の人が安心して来られなくなる要因になるような行為をされる方はお断りせざるを得ないし、HSPさんでなくても、安心安全の空間を理解してHSPさんに寄り添って理解しようと努めてくれる人なら歓迎したいと思ってます。

HSPカフェに関わる人はHSPさんでなくてはいけないと限定していくと、どんどん苦しくなるのではないかと思うのです。

突き詰めていったら、私も、他の人から見たらHSPではないと思われることもあるのではないかという気がします。

私は、HSPのことをある程度知っている上で、自分はHSPとはちょっと違うと思っている人の存在は大事だと思っています。

人それぞれ感じ方が異なることを理解した上で、他の人を思いやって、お互いにどんな考え方も良いねと思える、違いがあるからこそ面白いと思える、優しい世界であってほしいなと願っています。
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読んでくださり、ありがとうございました。
本当にまとまりのない文章ですみません。
また色々とコメントいただけたら嬉しいです。

次回のHSPカフェは11/7(火)。
ジャーナリングアドバイザーのkanaさんをお招きして、書く瞑想ジャーナリングについて学ぶワークショップも開催します。

11/25㈯は、にゅうでりの食事栄養ワークショップ。
この日は調理はせずに、料理カードや給食メニューなどを見ながら一週間分の献立を一緒に考えます。

褒め合うポイントについても学び、お互いにポジティブな声をかけあって
自己肯定感もアップさせる時間にしていきたいと思います。
どちらもまだまだご案内可能です。

ホームページ内の問い合わせフォームやX(Twitte)・Instagram・公式LINEのうちの
使いやすいSNSのDMから、いつでもご連絡ください~。

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