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信じる者は救われるのか、救われないのか。

※宗教的な話ではなく、あくまでも個々の信念レベルの内容です😊


小学校6年生の頃の私は、弁護士を目指す親戚のお兄ちゃんからもらったおさがりの民法の本を読んで、一人でニヤニヤしているような子だった。

憧れた職業はもちろん法律家。特に行政書士。


なぜそうなったのかというと、
当時、常盤貴子さんと深津絵里さんがダブル主演を務める「カバチタレ」という、行政書士を題材にしたドラマが放送されていて、私はそのドラマをかじりつくように観ていた。再放送も見逃さずしっかり観た。

さまざまなストーリーが繰り広げられる中、最終的には勧善懲悪のスカッとする感覚がとても気持ちよく、完全にがっつり影響された。

私の正義感は、このドラマによって養われたと言っても過言ではないと思う。それくらいに染み込んでいた。

そのせいで、見事に少しばかり気味の悪い小学生へと成長してしまった。

ちなみに人生で2番目にハマったドラマがこのカバチタレ。1番目は「ナースのお仕事」。


カバチタレに出てくるメインの女性2人は、全くの正反対の信念を持っていた。

一方は、
「信じる者は救われる」

もう一方は、
「信じる者は救われない」

と言った具合に。


とても意識していたというわけではないけど、この2人に出会って、子供ながらに私にとっての人生のテーマを与えられたような気がした。

当時の私の考えは、

「信じる者が必ずしも救われるわけではないと思うけど、救われてほしいな。」

だった。強弱の変化はあるにしても、基本的には今でもベースは変わらない。



先日、最近旦那さんと一緒にオモウマい店という番組にハマっていることを書いた。

とにかく喜んでもらいたい一心で、目の前のお客さんに精一杯のおもてなしをする店主さんたちの姿を見ていると、胸打たれてじーんとして、目頭が熱くなる。

誰に見せつけるでもなく、ただひたすら、ひたむきに誠心誠意努めてきた人たちにスポットライトが当たる。

見ている私も、「よかった。」と、なんだか勝手にホッとしてしまう。


何をもって救われたとするのかは人それぞれだけど、

「信念を持って、一生懸命に前を向き続けている人は救われるんだ」ということを教えてもらっている気がする。


当たると信じて購入したハロウィンジャンボは当たらなかったけど、やっぱり私は、「信じる者は救われる」と思いたい。



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