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母親は偉大。

押忍。かんたです。

スマホを壊して
ひどく動揺していたせいで
財布を無くしました。

家について
買い物へ行こうと
カバンから財布を出す。

あれ?見当たらない。

徐々に焦りが出てきて
頭の中を高速回転させる。

どこだ?
どこでなくした?
とりあえず、どうする?

まずい。その一心で財布を探す。

ない。絶望。

母親へ連絡。(パソコンから)
めちゃくちゃ怒られた。

とりあえず
カフェ、モアーズ、携帯ショップ
警察、京急…

行った場所、お世話になった場所。
家族と手分けをして電話かけまくった。

公衆電話へ3回ほど走った。

警察にも届け出をしようとしていた時に
母親に今日の動線を聞かれた。

「ぜったいそのカフェだよ!」

さっきはないって言われたけど
あんた、どこに荷物置いたか言ってないでしょ。

言ってないわ、俺。

母親が電話をかけてくれ
確認したところ
「掃除してたら見つかったってよ」

泣きそうになった。
あぁ。

声が漏れた。

脳内を高速で駆け巡る
安心感。

一瞬、身体が宙に浮く。

みんな、カフェは
プロント横須賀中央駅前店へ
いこう。

母親は偉大だ。

眼前に広がるキリマンジャロのように
広大で果てしない。

それでいてすべてを
包みこむようなやさしさに
あふれている。

無上の愛を母なる大地は
我々に与えてくださっている。

その時、母は宇宙になった。
どこまでも続くが
限りなく僕のそばにいてくれる。

ありがとう、おかあさん。

母親は偉大だ。

そして、プロントは
僕を照らす太陽だ。



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