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「2023年5月12日の徒然日記」 本多裕樹による

「2023年5月12日の徒然日記」




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 今日もこうして始まりました。昨日の夜、町のサークルで絵を描いていました。ほとんど自由で、自由制作な感じです。私は、画用紙を持っていってクレパスでゴシゴシと描いていました。それがためか今日は充実感でいっぱいです。絵を描くのはストレス解消にはいいと聞きますが、本当にそうかもしれません。自分の中にある鬱屈した思いを吐き出すのもまた大事なのだと思いました。


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 昨日の夕食はラーメンにしようと思いましたが、残念ながらラーメン屋さんがやっていませんでしたので、そのまま家に帰り、冷や飯とみそ汁、きゅうりのキューちゃん、あんぱん二個を食べました。質素な食事ですが、質素な食事で満足できました。調理もかんたんなのでいわゆる本気の料理でなく即席料理になります。冷や飯は、ライスに佃煮、ラー油、ニンニクすりおろし、を入れて氷をいくらか入れれ、それで水を注ぎます。それで完成です。簡単です。それが結構美味しいこともあります。


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 まあ、このように文章に向き合っていますが、あまりネタがないのもつまらなくなっていくでしょう。私は今、展覧会をやっています。今週で終わりです。明日、土曜日ですが、明日で終わりです。そして、また、来週から別の展覧会があります。もちろんシャバの仕事もしています。シャバの仕事は介護職員をしてます。食い扶持と絵の軍資金を稼ぎ、絵の制作ができている感じです。介護職の方はパートという形で務めています。自由に生きている感覚はあります。好きなように生きれているのが現状です。そんな自分の好きなことしかしないので彼女を作ったり、結婚したり、子作りしたりという人間らしい、人間のDNAのシステムの人生を生きてこなかったのは本当なところで、いわゆる人間失格状態になっていますので、そこは、どうかと言われると、芸術を選ぶ代わりに人間の人生のテンプレートを捧げて芸術に燔祭してしまった感はします。皆さんは僕のような生き方をしないで、人間の幸福を生きて欲しいと思います。


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 読書をしまくっていたら、教養が身に付くこともありましょう。それは長年続けないと効果がでない、効果がでない時が一番つらいと思います。何年も読書を続けていると、知識の言葉や知恵ある思考がいつの間にかできるようになり、効果が出ることもあります。結果を焦ると続かないことがある。そこまでしなくてもいい場合もある。大事なのは知識や知恵でなく、人間として真っ当な人生を生きて幸せに生きていくのが本道だと思いました。知識や知恵は尊いけど、そういう知的価値を持っている人はたくさんいるかもしれませんが、少数ととらえていいです。何かわからないことがあれば、そういう時の賢者に聞けば答えは出ることもあります。専門家に話を聞くのがいい場合もあります。それで済んでしまい日々の生活も円滑に幸せに生きれることもありましょう。


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 誰かに言われたことでありますが、結婚をして妻子を持って家を守るのは人間の義務だと言われたことがある。それを聞いて、黙っていましたがどうしよもできない現実を、または壁を感じました。結婚も妻子を持つことも家を持つことも容易でなく、なかなか難解ことだからです。たとえ、人間の義務だと言っても私の労働収入では無理であることがまず言えます。最初から結婚は無理な話であることもあります。そうやってこの国で少子高齢化も進むものです。ただ、私の場合は特殊な例かもしれません。読者の皆様はどうでしょうか。結婚は無理ですか、出来ますか。昔の人は収入が少なくても貧乏でもしっかり生きていた現実がある。それはとても尊敬しますし、尊いことだと思います。時代によって価値観も変わっていくのでしょう。そういうことは言えると思いました。

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