本多裕樹

初めまして、本多裕樹と申します。このnoteで芸術について書いていきます。詩、雑文、評…

本多裕樹

初めまして、本多裕樹と申します。このnoteで芸術について書いていきます。詩、雑文、評論などのアート的なものを読者の皆様に提示したいと思います。よろしくお願いします。https://www.yukihonda225.jp/newas01.html

マガジン

  • イデアの考察 断片集 本多裕樹による

    この断片集は哲学であり、思想であります。その可能性は私の心の中にある問題の整理整頓のつもりで書いています。私の中にどんなものがあるかその探求と考察が書かれています。自分への問いかけと、人生に何を問題にしていたかの手記形式でこの書を発表しています。ぜひ、覗く程度でもいいのでご拝読よろしくお願いします。令和6年3月10日本多裕樹より

  • 芸術の書 本多裕樹による

    この書では本多裕樹の芸術論を書いたものであります。詩論から、絵画論、音楽などをプロポ形式で短文で書き綴りました。平易は文章で流れて行き、本多裕樹の芸術観を表現しました。具体的な内容より、いくらか観念的であり抽象表現なので、この抽象論から流れて、具体的におろせばあなたも芸術の具体論にいたれると予想します。このエッセイ的なプロポを皆様にお届けます。なんらかの参考になれば幸いに思います。どうか、よろしくお願いします。

最近の記事

「文と花」  本多裕樹 詩

「文と花」 春は来たか そこまで どこまで 桜はちった 花は 花びらは川面に流れ浮いている 終わりは、初まりとなり 君を覚えたことだろう 守るべきものを守り 芥子の花の香りを楽しみ 悦楽の気分にはしゃぎ 快く眠る 春のあたたかな平原に ただ、一人眠っているのだ 時は昼にて正午なり あらゆる生命の繁茂が栄を覚えるのだ 君は確かにあって 夢の世界を旅立つのだ 愚かな思いに浮かれゆき どこまでも足っていく 日々は過ぎ去る 過去は戻って来ない だって、君がいないのだもの 帰

    • 手記239・88  本多裕樹 手記

      手記239・88  今日もこうして始まりました。何をしようにも喫茶店にあって紅茶を飲みながらこの文筆に進んでいます。最近何をしたかでありますが、相変わらず仕事と芸術に勤しんでいると言えます。私の年代になると家を持ったり家庭を営んでいる人間がほとんどでしょう。私はそういう、普通な生活とは無縁であります。もう、42歳になり中年の歳を数える状態にあります。今まで何をしてきたかでありますが、アートに頑張っていたという事実があるだけです。普通の生活を、普通の人生を歩んでこなかったので

      • 「知恵の閉しと啓示」 本多裕樹 詩

        「知恵の閉しと啓示」 知恵の閉ざされるは暗愚にて地獄の世界 どこに暗黒の脳髄に 我が呪いは身にこさえ ただ、光をのぞみ祈る 救いたまえよと 暗愚は罰にて俺を苦しめ 自分の無知を泉に堕ちる どことなく色彩の極彩色の国 色の多い世界だこと 不運でなく 心清きは平和をもたらす 戦争は消えよ 心清さを取り戻せ 救いの光あらまして どこの荒廃に花も咲かせよ この場所にて 咲け、一輪の華を 香りたかし世の末よ 終わりの時は今ここに さればお前の心は

        • 「エデンの思い出」 本多裕樹 詩

          「エデンの思い出」 時はどこまで、あるか どこまで、恋の想いは消えて、思い出される 悲しいことなのだろうか 思いの炎も立ち行くに 草木もまた燃えて広がる 夜道もまた明るく 昼のような星の光に私たちは恋を思い出す その微かな火さえも 一度、点じれば世界を焼き尽くす 人間の心臓は幽霊を漂わせた憂鬱に苦悶する それは火だということ 炎は体を蜘蛛にわだかませ 月を見よ どこまでも深淵な 月を崇めよ どこまでも高き神秘 お前をもって私は愚かになり 夢

        「文と花」  本多裕樹 詩

        マガジン

        • イデアの考察 断片集 本多裕樹による
          12本
        • 芸術の書 本多裕樹による
          34本

        記事

          「赤き世界での男女」 本多裕樹 詩

          「赤き世界での男女」 果てはまだ君がいた時 もう、終わった世界であったこと 見ても見なくても そこにある幸運 幸せだったときはあったのか 無かったのか いつも、君は戦い続け 血をながしてきた お前の中にある炎は そんなに尊いのか 血をながすのはやめてくれ 犯してきた罪を浄化せよ 罪の日々は戦いの時 君の世の中まぼろしに 日は尽きて 月は赤く輝く もう、君はここには居れなくて どこに行こうともそこを去る 夢の中へ逃げてくれ お前のことを忘

          「赤き世界での男女」 本多裕樹 詩

          イデアの考察 断片 アテレーの章    本多裕樹による

          イデアの考察 断片 アテレーの章    本多裕樹による           〇  徳は存在からにじみ出る光である。光は神のようなそういう波動のオーラとでも言おうか。波動は精妙で、そして次元が高くあり、かえって悪いものを寄せ付けなくなる。そういう意味で徳はお守りのような特性をもっている。神徳のある者はどこかで守られるだろう。危険から守られ、不利益な条件からも回避される。徳のある者は人災からも危険からも守られるという可能性がある。それでも危険な目に遭うこともあるが、それは成長の

          イデアの考察 断片 アテレーの章    本多裕樹による

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          抒情墨絵画集本多裕樹による

          抒情墨絵画集本多裕樹による

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          抒情画墨画集g583本多裕樹による

          抒情画墨画集g583本多裕樹による

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          抒情画集295 本多裕樹による

          抒情画集295 本多裕樹による

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          観念絵画現代アート本多裕樹による

          観念絵画現代アート本多裕樹による

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          抒情画集542本多裕樹による

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          墨絵抒情シリーズ635本多裕樹による

          墨絵抒情シリーズ635本多裕樹による

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          「二人の思い出に」 本多裕樹 詩

          「二人の思い出に」 あるは夢か 時に終わる夢か そは何をもって幻想か 初めに終わり 終わりにすべては新しい 時の終わりもまた幸いか 死は終わりか 死はあの世でのはじまりだ 時の終わりもまた幸いか 静寂に消えるわれ 何者でない存在 人格すら忘れられる 日々の終わりをお前に教えた その日には全て溶け 一つの意識に納められる 消えゆく魂 消えない意識、 どこかで、記憶は残っていて お前のことを思い出し また、大道の中で会いもしよう ただ、君

          「二人の思い出に」 本多裕樹 詩

          イデアの考察 断片 本多裕樹による

          イデアの考察 断片 本多裕樹による               〇 徳は、その人の光の漏れた善の可能性だ。人生の内容、人生のしぶみ、人生の生きざまがそれが良い方向の思考、それも善の思考をもった者に出る光。徳を持っている者は善を積んでいる。善行を積み、それを誇らない人だ。誇らないので報いを求めない。それが光となって溜まっていくのだ。徳は、人の心のあらわれ、人の思考のにおい、人の思考の波動であり存在

          イデアの考察 断片 本多裕樹による

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          象徴にて不思議な神話画集本多裕樹による

          象徴にて不思議な神話画集本多裕樹による

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          「私はどう生きるか」 本多裕樹 詩

          「私はどう生きるか」 なさけのなくなるうだつあがらなさ 日々は無常にもすぎゆく 今の場所は私の居場所でない つまらない労働 そのつまらなさに意味あるということ 君はどう生きているか なんのために生きているか どうあってもデタラメで 非生産と生産性のある仕事をする 仕事は仕事するのに意味がある 正直、何のために働いているのか お金のためであろう 大義名分があるのでなく ただ、我道なのか 調和できず 協調できず 一人浮いている存在 私などいなく

          「私はどう生きるか」 本多裕樹 詩