理系出身の哲学者

デカルトやライプニッツの時代とは違い、現代では理系出身の人が哲学をやることは少ないようだ。

それでも、現代哲学において輝かしい功績を残した理系出身者たちがいる。

今回は三名、紹介しよう。

 

 

フッサールは、もともと数学専攻だった。

彼が創始した現象学は、今でも大人気だ。

 

ヴィトゲンシュタインは、工学専攻だった。

おそらく最も「天才哲学者」と呼ばれることの多いカリスマである。

 

日本からは、東大物理学科卒の大森荘蔵

独特な香りのする認識論をうち立て、野矢茂樹や中島義道など多くの弟子を育てた。

 

 

三者とも、独自の道を一から築いた人物と言える。

とくに前二者の、哲学史的な流れや先人の仕事にとらわれず、やりたいようにやるマインドは理系的かもしれない。

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