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喜びの源泉を探す | 転職活動記・前編

転職活動を終え、5/1から新しい会社に入社することになりました。

PR会社、広告会社のPRプランナーを経て、
事業会社の広報になります!


せっかくなので、転職活動をどうやって進めたか?について書いてみました。

転職を考えている方、自分のやりたいことを見つめ直したい方に向けています。
新卒の就活をしてる人にも読んでもらえたら嬉しいです。

あくまでも「この人はこんな準備をして一歩踏み出したのね〜」くらいの感じで読んでいただけたらと!



転職活動の期間と流れ


転職活動の具体的な流れはこんな感じ。

①自分のやりたいことを探す
 →喜びの源泉を探し、幸せな映像を浮かべる
②自分のやりたいことを言語化する
 →自分ミッションとビジョンを一行で表す
③履歴書・職務経歴書・ポートフォリオを作る
④カジュアル面談で気になる企業から話を聞く
⑤いいな!と思った企業の面接を受ける


期間にすると半年ほど。ただ、実際に面接を受けたりしたのは最後の1ヶ月半くらい。
最初の4ヶ月半は、ひたすら自分が何をしたいかを言語化していました。

本記事は、その4ヶ月半で行っていた自己分析のフェーズ(①②)について書いています。


自己分析のフェーズでやったことを、一言でまとめるとこんな感じ。

喜びの源泉から、やりたいことや未来を探り、
それを一行で表したミッションとビジョンを作ってみた。



①喜びの源泉を探し、幸せな映像を思い浮かべる


自分の「好き」や「喜び」は、どこからやってくるのか?

その「喜びの源泉」から、自分のやりたいことを考えました。


たとえば「料理をするのが好き」な人も、その好きなポイントは人によって異なります。

・誰かにおいしい!と言ってもらいたい
・自分好みの味にするための試行錯誤が好き
・冷蔵庫にあるものだけで献立を作れると気持ちいい

...などなど。


「喜び」は趣味などに限らず、SNSで興味を持ったもの、仕事で嬉しかった瞬間など、広い範囲で考えます。
これらの喜びの水脈をたどり、源泉を探っていきました。


併せて、幸せな未来も想像します。

今回の目的である仕事を中心に、家族やプライベートを含めてどんな未来を生きたいと思うか。

なお、喜びの源泉は言葉で探っていきましたが、未来は映像で浮かべました。
自分がいきいきと働いている姿や、周囲の人の笑顔を想像し、徐々にその映像の解像度を上げていきました。



具体的にどうやってやったの?


大きく3つの手法をランダムに使って、思考を広げたり、まとめたりを繰り返しました。


手法①過去の経験を思い返して深掘りする

子供の頃から今までを遡り、その時々で好きだったもの、大切にしていた価値観、ターニングポイントのきっかけを紙に書き出しました。

書き出したらそれを俯瞰して見つめ、「なぜ?」を繰り返しました。

実際に書いたものの一部。
大きめの紙に書くのがおすすめ!


手法②好きなものを集める


私の場合、改めて好きなものを書き出そうと思っても、すぐに思い浮かびませんでした。

そこで毎日「いいな」と思ったものをメモしていきました。

たとえば、「この人の考え方好きだな」と感じたもの、興味深く読んだニュースなど。


そのメモを見返すと、興味の共通点(=喜びの源泉)が明らかになってきました。


手法③人に話す


ここまでの2つは、あくまでも自分目線。

第三者に話して質問をもらうことで、新しい発見がありました。




情報を取り入れ、気づきを得て、アウトプットをして、さらに新しい示唆を得る。

これらを繰り返し行うことで、思考が深まっていきました。



深掘りは転職活動の最後まで続いています。

特に「人に話して自分で気づかない部分に気づく」ことは、面接を通じてさらに解像度が高まりました。



② 自分のミッションとビジョンを各一行で表す


深掘りをしたら、それを伝える形にまとめます。

ヒントにしたのは企業のミッションとビジョン。
これを個人として定めることで、人にわかりやすく伝えようと考えました。



ミッションは存在意義、ビジョンは目指す姿と定義されます。

たとえば、note社のミッションとビジョンは以下の通り。

ミッション
「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする 」

ビジョン
「noteがあることで、人々は本当に伝えたいことに専念できるようになる」



ミッションは「なぜやりたいのか?」を喜びの源泉から。
ビジョンは「どうなりたいのか?」を未来の映像から考えていきました。

なお、私の場合、深掘りのフェーズではプライベートまで広げましたが、ミッション・ビジョンは仕事の範囲に留めました。

(プライベートと仕事の境目をなくしたい方は、この限りではないと思います)


そうして定めた、私の自分ミッションとビジョンはこちら。

自分ミッション
「(自分の)アイディアとコミュニケーションの力で、誰かの夢を叶える手伝いをする」

自分ビジョン
「ブランドの哲学や想いを大切にし、関わる人すべてをハッピーにするPRパーソンになる」


私は、誰かが素敵な夢の実現に困っていたら、「私、手伝うよ!」と言いたいんです。

そして、それがうまくいったときに、「いい仕事だったね!」と言いながら、関係者みんなでビールをおいしく飲みたい。

その想いを中心に、さまざまな要素を組み合わせて上記の言葉になりました。



なお、私は理想の未来よりも、喜びの源泉を重視しています。

なぜなら未来は不確定なもので、どうなるかわからないから。
私は、今を大切にすることで、自分の生きたい未来につながると考えています。





・・・

前編のまとめ


以上、私なりの、自分のやりたいことや、転職活動の軸の見つけ方でした。


やりたいことの言語化は、細く長くの時間のかけ方をしました。
期間にして4ヶ月半。その間、出産もしています。

育児したり、遊んだりしながらも、頭の片隅に置いておく。そして、突然ぶわっと考えが出たときに真剣に考える。

それを焦らずに行ったことで、納得感のある答えにたどり着いた気がします。


後編は、転職活動に対する自分なりの考え方や、具体的にどう進めたか?について書きます〜!


あとがき

いつかやってみたいことの1つが、「個人のミッション・ビジョンを見つけるお手伝い」です。

自分のミッションにも通じていて、広告の仕事で得たスキルと掛け合わせて実現できたらおもしろそうだなあ、と考えています。
(やりたいことを紐解きたいと思ってる方、よろしければ連絡ください)

ちなみに、この喜びの源泉という考え方は新卒就活時代に博報堂の方から聞いたものです。


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