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【うずらの卵に思う…柔らかいは美味しいの功罪/咀嚼の減少の影響】


一般社団法人
[日本いぶき育成推進協会]

【私たちのミッションは
現在・そして未来の世代(子どもたち)のために
新たな貢献をすることです】

代表理事の
カズ山田(山田和也)です。

ご覧いただき有難うございます。

【うずらの卵に思う…柔らかいは美味しいの功罪/咀嚼の減少の影響】
  
先日
うずらの卵を
ノドに詰まらせて…

という事があり
ちょっと話題になっていました。

亡くなったお子さんは
可哀想でなりません。

食べる時間が
短いのでは?
という指摘もあります。

ただ
それ以前に

そもそも
《柔らかいものがいい
柔らかいものが美味しい
噛まなくてもいい》

という[美味しさの表現]の風潮

今や当たり前のように
あちらこちらで
見受けられます。

大人社会が
そうですから

当然子どもたちの世界も
そうなります。

美味しさや
味わうことって
人間の基本機能としては

本来なら
逆ですね。


戦前や
その過去に比べて
咀嚼回数は
かなり減ってきています。

現代の
平均咀嚼回数と食事時間は
600回 10分

戦前は
1400回 20分

鎌倉時代
2600回 30分

弥生時代
4000回 60分

かなり減っています。

これだけ減ることは
果たして良いのか?

さまざま疑問も浮かびます。

噛む・咀嚼は運動です。

人が生きていく上での
大切で重要な基本的運動です。

噛むことの減少により
下顎を動かさないと
舌の機能も落ちます。

その影響は
想像以上に
身体全体に及ぶことは

学んでみると
容易に想像することができます。

お口ポカンや
口呼吸にも繋がります。

そんなことの
延長線上に 
先日のうずらの問題が
あるのではないかと
推測します。

うずらは
何も悪くはありません。

反対に
よく噛むことによるメリットには
・肥満の防止
・味覚の発達
・言語発音の明確化
・脳細胞の活性化
・口臭予防
・ガン予防
・胃腸の働きの促進


などがあります。

よく噛まないと
その真逆になる
可能性が高まることになります。

肥満予備軍
糖尿病予備軍の
子どもたち
増えています。


生きるための基盤は
ほぼ幼児期に形成されます。

食べ方も
食育です。

さらに
現場で
子どもたちと
関わっていて感じるのは

みな五感が
(味覚・聴覚・視覚・嗅覚・触覚)
なんか鈍くなっている…
という気がします。

もちろん
それらを
鈍らせないようにするためには

当然
学びが必要になります。

指導側の力量と
ブラッシュアップは
かなり重要になります。

つまり
こちら側が
学んで成長すること

共に学び成長する
共育・学育です。

一般社団法人
日本いぶき育成推進協会
↓↓
https://ibuki-jip.com/

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