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私たちの手元から、明日へ〜PIECESのロゴに込めた想いと大事なお願い〜

PIECESという団体名の由来〜私たちの手元にすでにある未来〜

先人たちが耕してきた社会の土壌を受け取り、この世界を共にするさまざまな存在とともに、今を育み、次の時代につなげていく。
そんな私たちの持つ大切なエッセンスが、紡がれ広がりうねりとなり、柔らかくしなやかな、優しくも躍動的で力強い次の時代への源となっている様を想像して、PIECESという名前が生まれました。

私たちの手元には、過去から手渡されたさまざまなPIECE(かけら)があり、そして今の時代を共にする人たちと共有する痛み、願い、風景といったさまざまなPIECE(かけら)があり、願う未来へのPIECE(かけら)があります。
PIECEとPIECEは、影響し合い、重なり合い、今を育み、未来を紡ぎ織りなしています。

「すでに私たちの手元に、願う未来のかけらがある」「この世界を共にするどんな存在も大切にしあい、大切にされあう平和へのプロセスは、私たちの手元から紡がれる」
これは、団体名が生まれた時からの変わらぬ想いです。

果てしない世界の一縷がすでに今ここにある


PIECESのロゴは、一見パズルのピースのように見えます。
実は、このロゴは異なるさまざままな願いを、形の異なる線に見立て、線(願い)がさまざまなところで重なり紡がれ広がっていく様を表しています。
あえて枠を作らず、線がはみ出てこのまま続いていくようなイメージを形にしました。

そこには「私たちは今ここに生きる子どもたちと、そしてこの世界をともにする様々な人と、どんな社会に暮らしたいのか、子どもたちに、次の時代に何をバトンしていくのか」という、答えがなく人が生きていく限り続いていくであろう問いが、それぞれの手元から紡がれ続けるという想いがこめられています。

私自身は、誰もが尊厳ある一人の人として、そしてどんな存在もが大切な存在として、共に在れる可能性を現実のものとしていくことを諦めずに続けていきたいという強い思いがあります。
そして、今の取り組みや共に進む人たちの営みが、ロゴに収まりきらないその先の世界をそれぞれの手元から育んできたと感じています。

諦めずに続けたい、と思う思いが弱まることなく強まっているのは、そのくらい大切な人たちに、大切な様々なことに出会い、たくさんのギフトを受け取り、たくさんの痛みにふれ、でもたくさんの可能性にも出会ってきたからでもあります。私の中にある社会はこれまでの出会いにより生まれていて、それゆえに社会を考えるときの限界があります。まだ出会っていない痛みや可能性があることを見つめ、共にあるにはどうしたらいいかを受け取り、模索しながら、ロゴに収まらない、ロゴの先に広がる世界を様々な人たちと紡いでいきたいと思うのです。

お互いに響き合いながら、今が生まれる

時代も社会も変化します。どんな変化を後押しし、どんな方向を願うのか、試行錯誤しながらお互いに問い、社会に起きていることを見つめ、受け取り、手元から働きかけていく。
お互いに影響しあい、響き合いながら今が生まれ、明日が育まれる。
そのプロセスが、私たちの暮らしに、世界を共にするあの人に、子どもたちの暮らしに、次の時代に影響を与えている。

そのことを忘れずに大切にしながら、市民性を耕し広げていく。
市民性に満ち、それぞれが共に生きるあり方を大切にしているその社会はきっと、「子どもが子どもでいられる」「自分が自分でいられる」「その人がその人でいられる」ことが脅かされず、安全に誰もが尊厳あるその人としていられる社会なのだと信じています。

最後に


私たちは、子どもも自分も、そして共に生きる誰もが尊厳ある一人の人として大切にされるような状態をwellbeingな状態であると考えています。
そんな子どもと共に安全に暮らす地域を育むCitizenship for Childrenというプログラムを通して、これまで様々な地域で、子どもの願いを自分の願いを、それぞれの尊厳を大切にするような関わりやプロジェクト、エコシステムの萌芽が生まれています。
これを誰もの手元に届けていけるように、7月末まで150万円を集めるキャンペーンを行っています。
ぜひ、共に子どもも私も、あなたも、そして共に暮らすそれぞれが大切にされる地域を広げてください。力を貸していただけたら嬉しいです。

寄付はこちらから!力を貸してくださいー(力強く2度目のお願いです。よろしくお願いします)



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