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GOOD BOYS

The book of henryで天才子役 Jacob Tremblay君をしり、
勝手に成長を見守る意味でJaco君が出演する映画は見ていて
(のみの心臓なので、怖い系のものは、除く)、
GOOD BOYSもそんな理由で観ることになった。

コメディものとは知っていたが、これまでいわゆるザ・コメディを
手放しに笑う事はできず、やりすぎな展開に圧倒されることが多く、
シットコムに出てくるような笑い声は自然と出てくる事はなく、
笑うとしてもクスりと控え目に笑うくらい。

GOOD BOYSは、数分に1回は思わず、しかも声を出して笑う場面があり、
それは周りも同じで劇場内に笑う声があふれていた。
字幕では拾い切れていない細かい笑いも入れると、かなりの場面で笑った。
人生で一番笑った映画かもしれない!

これまで観たコメディは、大人が主人公だが、
今回は純粋な少年たちが主役、純粋で無邪気すぎるからこそ、
たとえやりすぎな場面があったとしても素直に笑うことができた。
下ネタが凄すぎたけど、不快に思わせない。

本人達は至って真面目なのだが、そのアホっぷりが可愛いし、
かと思えば、友情だったり、大人になるにつれ、環境や付き合う仲間が変わる
誰でも経験するあの何とも言えない寂しさを表現されていたと思う。
少年たちのセリフ一つ一つがよくできていたし、
今時さもきちんと反映されていた。

いつも一緒にいる事は減るかもしれないけど、
大事な時に集まろう!と言うセリフにはウルッとさえきた。

割とシリアスさを求められる役柄が多かったJacob 君も
今回は大声をあげるシーンも多く、新しい一面をみることができた。

天使の歌声と呼ばれるソーや大柄だけど優しすぎるルーカスがかわいかったなぁ。
ルーカスの甲高い悲鳴のシーンの度に笑えた。

何も考えずに楽しめ、笑える映画だけど、それ以上のものが描かれていて、
またいつか観たくなるような映画だった。

この3人達がどのように大人になって、
ビーンバッグボーイズがどうなるのか気になる。
(映画が終わってもその映画のことを考えるのは、
良い映画を観た証拠だと思う。)

今の時期に必要な映画と胸を張って人に勧めらる映画でした。


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