【要約】ヤバい集中力
1. 本能をコントロールしなければ成功できない
仕事中にスマホを確認する、読みたい本があったら勉強しなくてはと思っていても読んでしまう。。。
人というのは基本的に本能に抗えないものなのです。
本能には「難しいことを嫌う」「刺激に反応する」「超絶パワー」という3つの特性があります。
理性は本能には勝てないのです。
しかしそれは正面から戦ったらの話し。研究からわかったテクニックを使えば本能をコントロールすることができます。
2. 集中力を上げたいならコーヒーを飲め
手軽に集中力を上げたいならカフェインが最強です。研究によるとコーヒー1杯分約200mg のカフェインで集中力が約5%もアップすることが分かっています。
集中力は数パーセントの違いであっても現実には大きな差が出ます。チェスプレイヤーを対象に行われたドイツの研究では、カフェインを飲んだプレイヤーの勝率が10%近くアップしていたという結果になりました。
この効果を知ってか知らずか、偉人にはコーヒー好きが多いようです。
ちなみに、400ミリグラム以上のカフェインを一気に取ると、頭痛などの副反応が出やすいから一度に飲むのはコーヒー1本くらいにしておくのが良いですね。
3. ちょうどいい目標がやばい集中力を生む
本能というやつはあと少しで報酬が手に入るかもという予感がする時に最大の集中力を発揮するものです。
目標の難易度が高すぎると本能はすぐに無理だと諦めるし、簡単すぎるといつでもクリアできるので逆にその目標に集中できません。
目標を設定するときはちょっと頑張ればクリアできるくらいの丁度良い目標にするとよいでしょう。
4. 我慢すると集中力が上がる
自分にとって少しだけ嫌なことを我慢すると集中力が上がります。具体的には好きなお酒をちょっとだけ我慢する、利き手じゃない方の手でマウスを操作するなどです。
実際に今挙げた2つの例は、正式な実験の結果、集中力アップの効果が確認されています。
そういう小さな我慢を積み重ねていると誘惑に耐えたという小さな成功体験を繰り返すことになり、その結果欲望を自分でコントロールするのが上手くなってくるです。
そして自分への信頼感が高まればほかの場面でも集中力を発揮できるようになるということがわかっています。
5. 肩書きがあれば集中できる
ここではジョブチェンジングというテクニックを紹介しましょう。やり方はとてもシンプル。自分に新たな肩書きをつけるだけです。
例えば、自分は読書家だという肩書きをつけていたら、読書家という自己イメージを守ろうとして、本への集中が切れにくくなるといった具合です。
人間というのは矛盾する状況に置かれると自然と辻褄を合わせようと行動するものです。
つまり、読書家という肩書きを持つ自分は読書に集中できるはずだという意識が働いて自然と集中が持続するというわけです。
6. 集中できなきゃ諦めろ
長い視点で集中力をキープしたいなら諦めるというテクニックは必須です。集中力がない人たちの特徴が2つあります。ひとつ目は集中力を追い求め過ぎること。そして2つ目は集中ができない自分を責めすぎることです。
そもそも完璧な集中力をずっと発揮し続けられる人間など存在しません。つまり誰にでも集中できない場面というのがあるわけです。
疲労やストレスが集中力の低下を招くことが分かっています。そういうときは無理に集中するのではなく、思い切って休むのが一番です。
7. まとめ
今日は集中力を付けるためにやっておくべきことをまとめてみました。集中力があると、それだけ効果を得られやすくなります。一方でずっとは続かないのが集中力というもの。発揮すべきところでしっかりと発揮すべく、休むのも大事というわけですね。
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