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デザイン事例紹介 - CoCoKids International Academy

幼稚園や保育園の代わりに小学校入学まで通う、小規模の全日制英語イマージョン・プリスクール。国内外の小学校やインターナショナルスクール等への進学に備え、子どもたちが自分の家にいるような安心した雰囲気で、リラックスした穏やかな気持ちのなかで学びを深められる場所です。

立ち上げに際してロゴの新規デザインをご依頼いただき、そのロゴを軸とした各種印刷物やファサード、ユニフォームといったブランド・アイデンティティ全般をお任せいただきました。

ロゴデザイン

モチーフはテディベア

CoCoKids International Academy(以下、CoCoCkids)のロゴはテディベア(クマのぬいぐるみ)がモチーフになっています。なぜクマなのか? 実は、代表のパワース氏がCoCoKids(K2P合同会社)として法人化する以前から使用されていたイメージキャラクターのクマさんを踏襲して、シンボルマークに落とし込んだものです。

シンボルマーク「CoCo bear」

初期提案段階では子どもの手のひらをモチーフにしたものやイニシャルの「C」にパズルや積み木のモチーフを落とし込んだものなど複数のプランを提案しましたが、悩まれた末に選ばれたのはやはりこのプランでした。

テディベアのシルエットをベースに細やかな調整を重ねて仕上げられたシンボルマークは、シンプルかつ上品でありながら、ぼってりとした立体感や愛らしさが表現されています。

また、CoCoKidsという名称は、パワース氏のアメリカ留学時代の愛称である「Coco」に由来しているということで、このクマを「CoCo bear」と名付け、シンボルマーク単体でも親しみをもってもらえるキャラクターとして定義しました。

高い視認性と柔らかさを両立させたロゴタイプ

優しさと機能を両立させたロゴタイプ

ロゴタイプはDIN系の丸みを帯びた書体をベースに調整しています。名称の文字列が長めのため、スペース効率が良いというのもDIN系を採用した理由のひとつです。特有の洗練された雰囲気と高い視認性を担保しながら、柔らかく優しさが感じられる仕上がりになっています。

ブランドツールへの展開

ロゴをはじめとするブランドのクリエイティブ全体に対して「キュートだけど、子どもっぽくなりすぎない」ことが求められていたこともあり、ブランドカラーとして設定した深い青色(CoCo blue)と白を基本としたシンプルかつ洗練度の高いデザインで顧客との接点を統一・設計しています。

各種ツールは、シンプルかつ洗練度の高いデザインで統一

印刷物

巻三ツ折のリーフレットと、クレジットカードサイズのシンプルなブランドカード。リーフレットは内トビラにパワース氏のメッセージを綴ったスタンダードなページ構成です。

見込み顧客の目に触れる機会が最も多いカードのオモテ面とリーフレットの表紙でデザインを共有し、視覚的な印象を一本化することで、ブランドイメージ浸透の一助としています。

リーフレットの表紙とデザインを共有したブランドカード

ID+ではショップカードを作る際、特別な理由がない限り名刺サイズではなくクレジットカード(またはより小さい)サイズをご提案しています。
一般的にショップカードを手にするシーンでは、名刺入れにしまうことってあまりないですよね。多くは店頭やレジカウンターなどで、財布にしまうことが想定されます。名刺サイズだと財布のカードスリットに入らず、お客様の利便性を損なうことがあるためです。

アパレル

スタッフ用のポロ&フーディや、園児用のキャップ、ビブス、リュックサックなどのアパレル全般に対して、ロゴのプレイスメントを中心としたデザインをお任せいただきました。

ファサード、バルーン ほか

全面がガラスの開口部に対して、カッティングシートと磨りガラス調のスクリーンを使用して施工。ガラス越しに見えるエントランスのカウンターは正面をCoCo blueで塗装し、白のCoCo bearをシンボリックに演出しました。

また、グランドオープン時にはロゴをプリントしたバルーンを用意し、ファサードのデコレーションだけでなく通りがかる子どもたちにプレゼントするなど、認知拡大のためのPR施策の一部として活用しました。


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