優しくないわけではない
東京での話。
「優しい人が減ったのではないか?」という話を耳にする。
よく引き合いに出される話で言うと、電車で席を譲らない人が多いという話。
この間、電車で席を譲っている人を見かけた。
車内は、席は埋まっているが、さほど混んでおらず、多少余裕のある感じだった。
それを見て思ったこと。
「優しくないわけではない」ということ。
「多すぎるだけなのでは?」ということ。
何が?
人とか
お金とか
建物とか
仕事とか
欲望とか
ストレスとか
考えることとか
将来への不安とか
やらなければいけないこととか
人が多すぎるから、人に席を譲れない。
人が多すぎるから、優しい人に目がいかない。
人が多すぎるから、余裕がない。
多分、優しい人は余裕のある人なんだろう。
そして、余裕のある人は優しい人なんだろう。
と、思ったりする。
優しさは余裕から生まれる。
だから、少し空いている電車の方が席を譲りやすかったのではないだろうか?
「優しくないわけではない」という話。
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