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砂糖とお塩のお話 甘さも塩梅も違います

みなさん、砂糖は何を使われていますか?
砂糖の種類で味が変わる!
これを実感したのは何年か前に大量に梅酒を作ったときでした。
以前の記事で「砂糖の話はまた」としていたので今回は砂糖とお塩のお話。

きっかけになったのはある年に「梅を一つお願い」と近所のおじちゃんに頼んだのが「梅を一箱」と伝わり10kgの梅が我が家にきたことから。
さすがに使いきれず、一番長期保存できそうな梅酒を大量に作りました。
どうせなら、と色々な種類を作りました。
a 氷砂糖+ホワイトリカー
b 黒砂糖+ホワイトリカー
c 果糖(フラクトース)+ホワイトリカー
d 氷砂糖+ブランデーベース
e 黒糖+ブランデーベース

今まではaの氷砂糖+ホワイトリカーしか作ってこなかったのですが、せっかくなのでいろいろとお試しです。

その結果
a 氷砂糖+ホワイトリカーは普通に呑みやすい
b 黒砂糖+ホワイトリカーはクセがある(長期保存はクセが強くなる)
c 果糖+ホワイトリカーは危ない危ない

果糖は使用量がほかの砂糖に比べて少なくて済むということで、ちょっと健康を意識して作ってみましたが、飲みやすい飲みやすい。
グイグイいってしまって後から酔っぱらうので危ない危ない。
飲み口がさっぱりしていて危険な飲みやすさ、美味しさでした。
(ちなみにブランデーベースはまったりとしたコクでした)

このことから、我が家には色々な砂糖、甘味料を試すようになりました。

まずは我が家の砂糖、甘味料勢ぞろい。

以前は上白糖を使うことが多かったのですが、家族の人数が減ってきて、砂糖を使う機会も量も減ってきたので体によさそうなものに切替。
国産を意識するようになりました(日本経済にちょこっと貢献)

普段使いはてんさい糖
おなかにいいとのパッケージに惹かれます。
甘いだけでなくあっさりとしたコクで使いやすいです。
(コクがあるので使用量は少なくなる)

お菓子作りやジャム作りなど砂糖の味を強調したくないものに使うのがビートグラニュー糖。
素材の味を活かします。
同じグラニュー糖でも普通のサトウキビから作ったものより甘みがくどくありません。

梅酒作り、梅のシロップ作りに欠かせないのが氷砂糖。
じっくりと果実から浸透させる力はさすがです。
以前、氷砂糖は高いので上白糖で代用して梅シロップ作りをしたことがありましたが、梅のえぐみまで出てちょっと残念でした。
(梅の時期には大量に買い込みます)

そして甘味料。

まずはみりん。
和食には欠かせません。
砂糖を使わずみりんとお醤油で味付けすることも多いです。
風味付けではなく我が家では甘味料として使われています。

メイプルシロップ
これは娘が帰国する際に「メイプルシロップとピーナッツバターをスーパーで買ってきて」とおねだりし、重い荷物になってしまった一因。
カルディで同じものが売られていて「もう買ってこない」と怒りをかってしまったもの。
黒豆、栗きんとん、焼き菓子など最後にちょっと加えると風味がいい。
また、魚の照り焼きも砂糖やみりんの代わりに使うといい味出します。
特に、鮭にメイプルシロップ+お醤油は絶品です。

アガぺシロップはリュウゼツランの樹液を煮詰めたもの。
糖尿の疑いがある私に低GIということでささりました。
メイプルシロップよりもあっさりさらさらしていますがとにかく甘い!
使用量を間違えるととても甘くなります。
料理の最後や、お菓子にちょっと添えたりゆず茶の甘味調整に。
(国内のセレクトショップ、カルディ、通販で手に入るはず)

これはちょっと国内で手に入れるのは難しいかも。
バーチシロップといって、カナダ、ユーコンのお土産。
白樺の樹液を煮詰めてつくった甘味料です。
娘の友人がつくっています。
メイプルシロップのようなさわやかさではなく癖になるコクの強さです。
黒糖に似ているけどもっと違う風味とコク。
料理によりは、カリカリに焼いたパンにつけて食べたい。
癖になる味です。

透明な白樺の樹液を糖度が高くなる冬から春先に採取して煮詰めて作る。
手間暇かかった一品です。

そして塩。
塩は塩。どれも塩辛いだけと思っていたのは岩塩をもらうまで。
塩の味も色々です。

まずは近所のスーパーで買った一番安い塩。
5kgで500円くらいだったかしら?(昔なのでうろ覚え)
実はこの塩、調味料としてではなく、お味噌づくりの重しにするために購入したもの。
塩は重いし、袋に入れれば形が自由に変えられるので重しに最適。
少々袋からはみ出たって、塩分が多くなるだけで不要な添加物ではありません。
この塩、さらさらしていて予想以上に使いやすい。
味も食卓塩として売られているものよりかまろやか。
重宝しております。

こちらはイタリア土産にもらった岩塩。
イタリアのスーパーに売っているもの(のはず)
肉料理に合いますね。
味の違いがわかるようになってお土産に「塩」をお願いするのは定番です。
金額も張らないし、コンパクト。選ぶのも楽。
必ず使えますしね。

「されど塩」
西日本では有名どころの「伯方の塩」
その工場がある愛媛県大三島で購入したもの。
昔ながらの塩田を復活させ、「流下式枝条下架併用塩田」でつくったもの。
やっぱり魚には海の塩が合うのですよ。

こちらは同じ「伯方の塩」で制作している「フルール・ド・セル」
大粒まろやかでサラダやステーキとか、「かける塩」にいいです。

すいません、思いつくままに書いていくと文字数が多くなってしまいました。

日本全国、世界中どこでもご当地の砂糖と塩があります。
旅行に行ったとき、お土産をリクエストするとき、ご当地の砂糖とお塩をお願いしています。(だいたいはこぼれても大丈夫な塩ですね)

皆さまご自慢の砂糖・塩がありましたらコメントいただけると嬉しいです。

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