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継続計画は事業以外でも。

こんばんは。きむきむです。
今日も数ある投稿の中で私の投稿をご覧いただきましてありがとうございます。いつも”スキ”を付けていただいたり、応援いただいて感謝しております。

さて、企業勤めしていた時には、よく内部統制や経営企画と言った部門から

BCP

BCP

貴方の部門のBCPはどうなっているのですか?
問われていました。

BCPって何じゃ?

そんな横文字じゃ分からないと思っていましたが、

BCP= Business continuity planning = 事業継続性計画

の略です。何か災害があったり、サプライチェーンが寸断された時に事業をどのように継続していくのか?といった問題を仮定し、それに対して事前に予防対策を検討し準備します。

企業を離れて時間が経ちつつありますが、他の分野でBCPを聞いたことはありません。

以前に私は「教員の給料を上げた方が良い」という投稿をしましたが、教育分野でも是非、BCPを考えて欲しいなと思います。

結局、政治も、企業も、治安もすべてはそこに「」によって成り立ちます。その人間形成には「教育」が重要な要素だと思うからです。
これから20年、30年、40年後と我々が老後に社会を支えているのは今の小学生、中学生、高校生、大学生達です。

そんな教育分野ですが4月24日日付けの読売新聞夕刊によりますと、公立小学校の倍率は2020年度には2.9倍、中学校、高校等の全体でも3.9倍に落ち込んでいるそうです。
 ちなみに全体の競争倍率は平成3年に3.7倍と低かったですが、そこから平成12年の13.3倍へと上昇しました。その後は右肩下がりを続けて今の倍率となっています。

もちろん、倍率が高ければ良い先生が多いとは言い切れませんが、それだけ先生という仕事は魅力的だったと言えると思います。

さらに精神疾患で休職している教職員は年間

5,400人

もいるそうです。

理由はいろいろあると思いますが、

長時間労働
長時間のサービス残業
教師の家庭サービス不足に家庭不仲
授業の範囲拡大による負荷の増大

があるようです。こちらも読売新聞では働き方改革と言って勤務環境の改善が挙げられています。
しかしそれはある側面しか焦点が当たっておらず本質はもっと深い部分にあるのではないかと思います。

時々、教職員の不祥事も新聞でクローズアップされますが、複合要因からストレスが溜まって起きているのも一因ではないかと推測します。

 ・給料安い
 ・(TVドラマ等の影響で)時間外の仕事を教師がするのが当然と
  思われている。
 ・労働時間は長い
 ・先生なので近所・近隣で顔が知れ渡っているので気を使う
 ・聖職なのでお行儀を良くしなかればならず息が詰まる
 ・生徒の家庭の多様化が進んでおり子供や親との対応に追われる
 ・文科省や教育委員会への報告事項が煩雑である
 ・ICT化が進んでいるが機器の操作やサポートが多忙である等

挙げれば枚挙にいとまがつきません。

とは言え、やはり辛くてもお給料高ければ、そして生活が安定すれば・・・・耐えられる

という部分もあると思いますので、持続性のある高品質の教育を提供するために計画を立て、早急な着手をお願いしたいなと思います。

あとやはり「事件は現場で起きている」ではありませんが、現場の把握はとても大切です。文科省の入省者は1~3年ぐらい教員補助として、教育現場で研修を行った方がより現場目線での政策が立案できるのではないかと思います。

それが我々の社会をより良いものにするのではないかと思います。

本日の画像もフォトACから使わせていただきました。
いつもありがとうございます!

今日も最後まで付き合っていただきありがとうございます。
引き続き良い週末をお過ごしください。

未来志プロデューサー きむきむ
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