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医学部に入って思ったこと


みなさんは、医学部ってどんなイメージがありますか?
大変そう。。とか、なんか解剖とかするんでしょ?怖そう。。とか、色々あると思います笑
私も、医学部に入る前にはいろんなイメージを持っていましたが、後でそのイメージが良くも悪くも全然違うものであったりしたので、この記事では、そんなこんなを書いていきたいと思います!


①親が医者多い。。!

まず思ったのは、これですね。
まぁこれに関しては、多少予想はしていたものの、私の学年だと、9割近くが、両親とも若しくはそのどちらかが医者で、中には教授の娘や息子もいたりして、その想像以上の多さにびっくりしました。。
また、地方なことも影響しているのか、親同士や先生と親が知り合い、なんてこともよくある話で、医者の世界って狭いなぁと思いました。
国立でもこのくらいなので、私立はほとんどがそうなんだろうなぁ。。と思います。
医者の世界ってなんだか閉鎖的だとか言われることがあるのは、このせいなのかもしれませんね。。


②お医者さんって、、

医学部受験には、筆記試験に加えて、面接試験があります。
これは、サイコパスなど、人格的に問題がある人を落とすためだとか言われていますが、、
正直、こんな人が、医者になるのか、、というような人や、この人には診られたくないなぁと思ってしまう方も、少なからずいらっしゃいます。。
もしかしたら私も思われているかもしれませんが(⌒-⌒; )
医学部に入る前は、お医者さんは、少なくともある一定の人格は備えてるんだ、みたいな謎の幻想を抱いていましたが、世間知らずすぎましたね。。

特に衝撃的だったエピソードを一つ紹介しようと思います。。
これは、ポリクリ中の出来事です。
ある外科系の科を回っていて、手術に入らせてもらったとき、その手術は、上級医の先生が修練医の先生に教えながらのものでした。
修練医の先生は、まだ3ヶ月目で、確かに、学生の目から見ても、もどかしいところはありましたが、以前、「ポリクリで思ったことvol.2」で書いたように、手術って想像以上に難しく、繊細なものなので、まぁそんなものだったんだと思います。
私が悲しいというか、、少し引いてしまったことが起こったのは、手術の終盤でした。
手術中に、予期しないことが起こり、出血量が増えていたことなどから、上級医の先生が縫合を早く行うように少し急かしていたのも原因としてあるのかもしれません。
修練医の方が、最後の縫合をしている時、糸が切れてしまったんですね。その時です。
その場にいた人全員が聞こえていたでしょう。
修練医の方が大きな声で
「ちっ。。あーもう。。はぁ。。」
とおっしゃいました。。もちろん、状況が状況でしたし、自分も同じ状況になったら、焦るなりイライラするなりはするかもしれませんが、、あぁ。。この人には執刀してほしくないなぁ。。と思ってしまいました。
それまで回ってきた外科系の科でも、手術見学の機会はたくさんあり、そこでは、先生方が、術前、とても入念に調べ、考え、術中も丁寧かつ確実に、慎重に、落ち着いて、謙虚な姿勢で取り組まれているのを見ていたからこそ、その出来事が、自分にとってはかなり印象に残ってしまったのだと思います。そういった点も含めて、修練医なんですかね。。

自分が医師になって、働き始めた時、聖人のようにあることは難しいかもしれませんが、少なくとも舌打ちだけはやめておこう。。と思ったそんなエピソードでした。。


③医学生って。。

医学生。そう聞くと、なんとなく、真面目そう、というイメージを抱く方が多いのではないでしょうか。
授業に出席するのが真面目かどうかと言われると、まぁそれも微妙だと私は思うのですが、私の大学特有なんですかねぇ。。医学生の授業の出席率はすごく、、悪いです(^_^;)
特に、他の学科、例えば、たまーに、看護科との共修みたいな授業があって、半々になって座ってる時の出席率の差が歴然で、わぁ(^_^;)。。てなります笑
自分も、人のことを言えたものじゃありませんが、授業に関しては、さぼりたがりが多い感じがしますね笑


まとめ

というわけで、なんとなく、思いつくままに3つ挙げてみましたが、いかがでしたか?
他にも色々思うことはありますが、なんだか締まりがなくなってきてしまったので、この記事はとりあえずここで一回閉じておきます(⌒-⌒; )


医学生の生活系 おすすめ本

① おじさん医学生奮闘記


② イダジョ! 医大女子


③ 【医学部再受験の闇】30代おじさんの悲惨な末路


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