過去に失敗した事や、嫌な思い出って忘れたいですよね。

記憶から消えろって思っていても、忘れた頃に夢に見るなんて事ありません？
私はめちゃくちゃあるんですが、それについて考察したので戒めとしてここに記しておきます。

嫌な思い出を人に話すと「嫌な事は忘れたほうが良いよ！楽しくいこう！」と、優しい言葉をかけてくれたり、「ずっと悩んでいたら前に進めないよ！」というありがたい言葉にも、いやマジでそれな、と思いますし。

私自身も、何かに悩んでいる人がいたら同じような言葉をかけていたし、これからも言っていくと思います。

人に共有する事で気持ちを分かち合い支え合う事や、解決に向けてアドバイスを貰うことはかなり大事な事です。
それだけで気が紛れることもあります。

アドバイスとして上げられるのは、時間が解決してくれる、他の何かに没頭する、失敗した事であれば 自分に試練を与えて乗り越えるなどです。

とはいえ、記憶喪失にでもならない限り根本的に記憶を消す事はできません！！過去も変えられないし！！！
ましてや、何も考えてなかった頃に夢にまで出てくるわ、どうすりゃ良いんだ！！
と何度も嘆いてきました。

今からリンゴの事を考えないでください。

と言われるとリンゴの事を考えてしまうように、忘れようとすればするほど忘れられない。

もう、諦めよう。

開き直りまして、忘れなかった時のメリットについて考えました。

メリット1:次に生かせる。失敗をしてしまった時の事を忘れてしまうと、また同じミスを繰り返してしまうので、これは絶対に忘れずにいたほうがいい。

メリット2:また同じ苦しみを味わう事がない。苦しかった事を忘れてしまうと、今後同じことがあったときに同等の苦しみを感じてしまう。

メリット3:そんな過去があるからこそ、嬉しいことが何倍も嬉しい。

これを考えると、逆に忘れないほうが良いのでは？と思えてくる。
と自分にも言い聞かせ、嫌な事があっても尚生きていて偉いんだぞ！とやり過ごしていきましょう。

すぐに忘れられる人が羨ましくもありますが、私には無理そうなので(夢に出てくる)。

苦しかった事を忘れないのも、自分を守ることに繋がるのではないかなと思います。