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「ウクライナ支援しろ!」大合唱への不審

ロシアのウクライナ侵攻から24日で2年が経ちました。先日日本では「日ウクライナ経済復興推進会議」も開かれ、岸田首相は、

「日本はこれまでも、そしてこれからもウクライナと共にあります」

と述べたとのこと。

読売新聞によると、

首相は日頃から「ウクライナは明日の東アジアかもしれない」と繰り返し

ているそうで、外務省幹部は

「『ウクライナは人ごと』という態度では、日本周辺で万が一のことがあっても欧州諸国から支援が得られる保証はない」

と述べたらしい。

読売は24日の社説の冒頭には、

ロシアがウクライナ侵略で成果を収めるようなことになれば、法に基づく国際秩序は、根幹から崩れ、「力による現状変更」の動きが世界全体に広がりかねない。ウクライナの反転攻勢が行き詰まっている今こそ、国際社会は結束し、ウクライナに対する支援を強化する必要がある。

とあり、日本の役割については、

中国に、台湾への武力行使が可能だと思わせる恐れもある。欧州や日本は、世界の安定に向けて役割を増大させねばならない。

とある。

「専門家」としては、東大准教授の小泉悠氏や、

慶応大准教授の鶴岡路人氏が、

日本は国益のためにウクライナ支援を続けなければならないのだと主張。

何が言いたいかというと、現在、日本においては、政府、外務省、専門家、メディアが一体となって、

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