見出し画像

「耳下腺腫瘍」の手術のために入院をして元気になりました!(2021年)

新年あけましておめでとうございます。アルー株式会社の池田です。
2021年9月に耳下腺腫瘍の切除手術のために入院をいたしました。

医師の先生方、病院スタッフの皆様のおかげで無事完了し、腫瘍についても良性であることが確定診断されました。現在は完全に問題なく復帰し、仕事と生活をすることができております。先生・スタッフの皆様、本当にありがとうございました。

その経験を記録に残しておければとnote記事を書かせていただきます。

私自身は医学・医療知識ゼロですので、あくまで「患者」という立場から本記事を書きます。誤った情報を書かないことに細心の注意を払いますが、不備がございましたらご指摘をいただけますと幸いです。


①耳下腺腫瘍とは?

順天堂大学医学部附属順天堂医院 耳鼻咽頭・頭頸科のWEBサイトによれば、耳下腺腫瘍とは以下のように解説されています。

耳下腺は両側の耳の下にある唾液を作る腺組織です。この耳下腺に腫瘍ができるのが耳下腺腫瘍です。耳下腺腫瘍の多くは良性の腫瘍ですが、がんが発生することもありますので精査が必要です。がんの場合には進行してくると痛みや顔面神経麻痺(顔の表情が作りにくくなる)が出現してきます。

一般社団法人日本形成外科学会のWEBサイトでは、以下のように記載されています。

耳下腺腫瘍は腫瘍全体からみれば3%前後で、発生頻度も10万人に1~3人といわれています。耳下腺腫瘍の中で約80%程が良性とされ、良性腫瘍の中でも多型腺腫が70~80%を占め、他に腺リンパ腫(ワルチン腫瘍)、血管腫、脂肪腫などを認めることもあります。
良性の耳下腺腫瘍は一般にゆっくりと増殖するため腫瘤を触れる以外は無症状のことが多く、数ヶ月から数年の経過で耳前部にピンポン玉様の腫瘤に気付き病院を受診することも少なくありません。(一部抜粋)

また治療方法としては、以下のように記載されております。

治療は手術的に摘出することを第一とし、
1.再発防止
2.顔面神経の温存
3.Frey症候群の発生防止
4.唾液瘻の発生防止
5.唾液機能の温存
などを考慮し手術を行います。(一部抜粋)

(一般社団法人日本形成外科学会のWEBサイトより)

術後の問題点としては、特に「顔面神経麻痺」が挙げられるようです。

顔面神経麻痺の発生頻度は核手術や部分切除術などでは浅葉切除術に比べ低いとされています。顔面神経麻痺は多くは一過性のもので、術後経過中に多くは改善されます。(一部抜粋)

(一般社団法人日本形成外科学会のWEBサイトより)

私自身の腫瘍は、右耳の約2~3cm下の右顎のところに、手で触るとコリコリとわかるものでした。腫瘍のサイズは直径2cm弱。痛みや(触らなければ)違和感は無く、外から見ても膨らんでいるようなものではありませんでした。


②発覚から東京医大病院受診まで

この腫瘍の存在に最初に気が付いたのは、2018年秋の会社での定期健康診断でした。当社アルー株式会社の東京本社(九段下)近くのクリニックで例年健康診断を実施しています。

私はここ数年、日頃の運動不足や食べすぎ・飲みすぎにより、メタボリックシンドロームの傾向について指摘を受けておりました。2018年秋の健康診断もそのことを指摘されるかな?と考えながら受けていました。

後日健診結果が届くと、意外な記載がありました。
「右耳リンパ節の肥大あり」
それを見て「え?」と思ったことを記憶しています。

すぐに自分で触ってみると、コリコリとした固いものが右耳下の顎にありました。左側の同じところを触ってみると、特に何もありません。

嫌な感じがしたのですが、上述の通り痛みや違和感がなかったため、その時は業務の多忙さにかまけて特に対応を何もしようとしませんでした。

それから半年ほど経ち、ふと右耳下のコリコリが気になりました。

2018年末に胃炎の治療のため、自宅近くの内科クリニックに通っていたこともあり、胃炎治療が終わったタイミングで、クリニックの先生にコリコリのことを相談してみました。

先生からは一応血液検査をしてみましょう、という話をいただきました。

2019年3月12日(火):血液検査実施
2019年3月20日(水):診断結果 → 問題無しとのこと

という診察を受けました。血液検査上、問題なしということなのでしばらく様子を見ましょうという話になりました。その後気になりながら、コリコリ問題については放置をしてしまっていました。


2020年春の緊急事態宣言以降、当社はリモートワークに切り替わりました。

日々ZOOMを使ってオンラインMTGをしていますと、毎日自分の顔を目にすることになります。「もう少し痩せたいな~」等と思いながら自分の顔を見ていましたが、ふと右耳頬のふくらみが気になりました。

心のどこかで見ないようにしていたコリコリが気になり始めました。

初めてコリコリについてWEB検索をしたのは、約2年程が経過した2021年の3月になってからでした。

当初は首の下のリンパ節の肥大という言葉でしたので迷いましたが、色々とWEB検索をしたところ素人的には耳鼻咽頭科の分野である可能性を感じまして、近所のよく行く耳鼻科へ行ってみました。


2021年3月19日(金)近所の耳鼻科診察:紹介状依頼
近所の耳鼻科の先生に相談をしたところ、ここでは詳しい診断ができないので大学病院を紹介するというお話をいただきました。

2021年4月2日(金)近所の耳鼻科診察:紹介状受領
大学病院として、西新宿にある東京医科大学病院の紹介状をいただきました。


③東京医科大学病院受診~入院前まで


診察1回目:2021年4月6日(火):東京医大病院初診。細胞採取(細)
西新宿にある東京医科大学病院は、私の自宅から自転車で20分強。近所と言える距離ですが、一度も来たことがない病院でした。

建物は2019年3月に立て直しがされとても綺麗です。周囲はビルに囲まれ、まさしく都心の病院という印象です。

3階の耳鼻科にて初診。コリコリを診察していただき、当日細胞?を採取していただくことになりました。処置室にて、細い注射針を指してコリコリ内の細胞?を一部取っていただくことに。(※この時は固体の細胞ではなく、液体的なものを取っていただいたかも。固体の細胞は後日採りました)


診察2回目:2021年4月15日(木):
前回の検査の結果をお伺いしました。結果はあの検査だけではよくわからずというお話でした。この日、主治医の先生に初めてお会いいたしました。先生からは耳下腺腫瘍には、良性と悪性のものがあることや、「多型腺腫」「ワルチン腫瘍」というものがあるというお話をお聞きしました。

良性だったとしても、多型腺腫の場合は、将来10年~20年後に悪性(ガン)化する可能性があるので、基本的には手術をお勧めするというお話も伺いました。

この日はエコーの撮影も行いました。次回より詳細な検査をするということになりました。


診察3回目:2021年5月11日(火):MRI検査
人生初のMRI検査でした。磁石を使って腫瘍の形を撮影する検査です。

MRI検査の時間は20分程でした。狭い筒の中に入り撮影をします。検査中はズガガガガガガ!!!と爆音が流れています。その音から耳を守るためにヘッドホンを付けます。

筒の中は圧迫感があります。検査前に「閉所恐怖症」がないか、というチェックがありました。特に私は大丈夫かなと思っていましたが、身動きできない状況で狭い筒に入るのはかなり圧迫感がありました。ヘッドホンには鏡がついており、自分の足が見えるようになっています。閉所ではないことを認識するための仕組みなのでしょうね。
MRIについては、その後入院前にもう1回行いました。


診察4回目:2021年5月18日(火):細胞採取(太)
MRIの結果、腫瘍のサイズは2センチ弱であることがわかりました。おそらく「多型腺腫」であろうと先生からお聞きしましたが、良性・悪性の特定をするためには実際に細胞を取る必要があるということで、初回よりも太い針で細胞を取ることになりました。

処置室にて、右顎に麻酔をして、太い針をズブリと刺されました。バチン!という音で細胞の一部を採りました。麻酔が切れて来ると結構痛い、、、。

病院のエスカレーターを降りながら、超痛いな~と思っていたのですが、その時ふと思い浮かんだのが魁!男塾名物「油風呂」でした。

男塾一号生富樫源次が根性を見せるために熱した油の中に身を投じる姿が浮かんできまして・・・「このくらいのかすり傷で泣き言いえん!!富樫、俺はこのくらいでは負けないぜ!」と考えながら帰宅をしました。


診察5回目:2021年5月31日(月):細胞検査結果
細胞検査の結果、多型腺腫で「恐らく良性」とのことでした。針で採取した部分は良性でしたが、腫瘍全てが良性とは言い切れないため、確定診断は手術をして切り取った細胞を病理検査をしないとわからないそうです。

先生よりこの後の治療を受けるか=手術をするか?についてご説明をいただきました。
●多型腺腫は現在良性でも、将来悪性化する可能性はある
●耳下腺腫瘍・多型腺腫の治療は、基本的に手術で切除するしかない
●手術の代表的なリスクは顔面神経麻痺の可能性
上記ご説明をいただき、手術をするかどうかについて検討をすることにしました。


診察6回目:2021年6月9日(水):先生による診察。手術について決定
検討の結果、将来の禍根を残さない方が良いだろうということで、手術をする意思を先生にお伝えしました。手術に伴う入院のスケジュールは、9月9日~約1週間程度と決定しました。


診察7回目:2021年8月18日(水):血液検査、胸部X線検査
入院に向けて各種検査を実施しました。


診察8回目:2021年8月27日(金):PCR検査、MRI検査、手術説明
この日は入院前に、PCR検査を受けました。実はこれまで受けたことがありませんでした。結果は後日でしたが、特に問題なく陰性。

2回目のMRI検査の実施や手術に関するEラーニングを視聴後、麻酔科の先生よりご説明をお聞きしました。Eラーニングを視聴しながら、医療機関にも当社のクラウド型ラーニングマネジメントシステムetudesの導入チャンスがありそうだな~と考えていたことを記憶しています。


診察9回目:2021年9月4日(土):入院前説明 家族同伴、CT検査
入院前の最後の診察でした。家族同伴で入院前のご説明を受けました。


④入院~手術~術後~退院まで


入院1日目:2021年9月9日(木):入院日
いよいよ入院の日となりました。入院の時間は13時ということで、荷物を持ってタクシーで東京医大病院に向かいました。画像は退院後に撮影したものですが、手術の不安もあったこと、直前までドラマ「白い巨塔」(平成版:唐沢寿明さん主演)を見ていたこともあり、病院が正しく白い巨塔のように感じられました。

私の病室は4人一部屋の一般病室です。カーテンで仕切りがされており他の患者さんはあまりわかりません。入院当日は、シャワーを浴びて、手術に必要な備品を購入したりしました。翌日の手術に備えて夕方以降は水も一切飲めなくなりました。左手に点滴用のカテーテルを刺しました。自分で決めたこととは言え、手術は初めてでしたので不安はあり、夜はなかなか眠れませんでした。


入院2日目:2021年9月10日(金):手術当日
手術はお昼からとなりました。午前中に手術着に着替えをして、お昼前に点滴を押して手術階に向かいます。手術室の前の控室にて、看護師さんと不安を紛らわせるために「白い巨塔」のような教授回診はあるのですか?というようなお話をしたことを記憶しています。

手術室に入ると緊張しました。椅子に座り氏名確認。その後手術台に移り、口に酸素ボンベを当てられました。全身麻酔薬は左手の点滴から入れていただいたようでした。

「今から眠くなるお薬をいれますね」
と言われたところまでははっきりと記憶がありますが、すぐ後には意識がありませんでした。

気が付くと、病室のベッドの上でした。なんとなくベッドを押されて移動をしていたところも覚えているような気がします。

時間をお聞きすると、14:30過ぎ。手術は2時間程度だったそうです。

手術中は人工呼吸器が入っていたそうですが、気づいたときには既にありませんでした。左手に点滴、尿道に管が入った状態でした。また右耳の後ろから、血抜きのドレーン(管)が刺さっており、首に吊るした袋につながっていました。

この状態では起き上がれませんでしたが、一番最初に確認をしたのが「顔が動くか」ということでした。幸いながら目や鼻、口、頬については問題がなさそうでした。顔面神経に麻痺がなくてよかった・・・ということを覚えています。

手術をした右耳・右顎については「よくわかりません」でした。以前の細胞採取の際は強い痛みがありましたので今回も痛みを覚悟していましたが、痛み止めが効いていたようです。全体的にヘッドホンが押し当てられているような謎の感覚がありました。これは後でわかったのですが、痛みと麻痺が混じっていたようです。

17時半過ぎになり、やっと尿管が外され移動ができるようになりました。この時もヘッドホン感覚で痛みなのか、腫れなのか、麻痺なのか、よくわからない感じでした。

18時に初の病院食。
この日以降、ドレーンが抜けるまでお風呂に入ることができませんでした。夜は熱が出ていたようで暑くて仕方がなかったことを覚えています。


入院3日目:2021年9月11日(土):
術後の入院生活が始まりました。
入院中の日々のスケジュールは・・・・

・6:00:起床、朝の検温・薬
・8:00:朝食
・9:00頃:診察
・12:00:昼食、昼の検温・薬
・18:00:夕食、夜の検温・薬
・22:00:消灯

というもので、1日3回の看護師さんによる検温・薬と、朝9時の先生による診察以外予定はなく、時間を持て余しました。

手術翌日のこの日でしたが、首から下は元気のため、普通に行動ができました。相変わらず右耳は痛みはあまり感じず、ヘッドホンがついているようでよくわからない状態でした。

この日は午前の診察が終わり、あまりに暇と感じたことと、病院内にいることの息苦しさを感じまして、中庭の散歩に行こうと思いました。中庭がどこにあるかわからなかったため、1階まで降り、病院周囲を散歩しようと外に出たところ、警備員さんに止められました。

脱獄だと思われたそうで(実際、脱獄でしたが)、自分で戻りますとお伝えしたところ看護師さんを呼ばれ一緒に病棟まで戻りました。大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした・・・。

看護師さんから9階に中庭があることをお聞きし、外の空気を吸いたいときは中庭に行ってくださいというお話をお伺いしました。


入院4日目:2021年9月12日(日):
病棟ではオンライン会議は周囲の迷惑になるため、打ち合わせ系の仕事はできませんでした。そのためPCに向かって書き物を多くしていました。

8月より発信をしていました「スタートアップ営業組織作りの教科書」note連載記事を日々書き続けていました。

※スタートアップ営業組織作りの教科書は、アルーの創業から東証マザーズ上場までの15年間の課題と学びを総括して、ベンチャー企業の組織開発論をまとめています。よろしければご覧いただけますと幸いです。全39記事、19万字のシリーズです。前半部分は病院入院中に書きました。サマリー記事は以下からご覧ください。

記事作成はもっぱら、入院病棟のラウンジから窓の外を見ながら行っていました。

また記事作成以外の時間は、中庭をぐるぐるぐるぐるウォーキングをしていました。

手術から2日経ち、やっと気づいたことがありました。右耳のヘッドホン感は「麻痺」なのだということに気づきました(実はそれも勘違いでした。実際には痛みだったようです)。

右耳たぶについては、神経を切ってしまっているので感覚が戻らないということは先生からお聞きしていました。そこについては違和感はありながらも、致し方ないと頭では考えていました。しかし、右耳のどこまで感覚がないのかについて分からないところがあり、非常に不安でした。右耳周辺全体が麻痺をしていると感じまして、深い喪失感がありました。手術をしなければよかったと考えたこともありました。この日はとても気持ち的に落ち込んでいました。


入院5日目:2021年9月13日(月):
朝9時頃、病棟に先生方が多くいらっしゃることに気づきました。
何事だろうと思っていたところ「教授回診」だそうです。
ドラマ「白い巨塔」とは異なり、病棟にアナウンスは流れず、先生方は並ばずにバラバラといらっしゃいました。耳鼻科教授の方に少し診察をしていただきました。
この日は、中庭ウォーキングと記事作成をひたすらしていました。


入院6日目:2021年9月14日(火):
この日も、中庭ウォーキングと記事作成をひたすらしていました。
入院中、「東医水」というミネラルウォーターをたくさん飲みました。
東医水はパッケージが病院オリジナルですが普通の水です。入院中の思い出の一つです。


入院7日目:2021年9月15日(水):
この日も、中庭ウォーキングと記事作成をひたすらしていました。
手術から5日経ち、腫れも少しずつ収まってきました。感覚があるところと、無いところが判別してきました。先生からおっしゃられている「右耳たぶ」と「右耳の下の周辺」以外は実は感覚が残っていることがわかってきました。
翌日、ドレーンが取れることが決まりました。ドレーンが取れればシャワーを浴びられるというお話を聞きました。


入院8日目:2021年9月16日(木):耳のドレーンが取れる
朝の診察にて遂に耳のドレーンが取れました。管がついている生活は不便でした。やっとシャワーを浴びることもできました。ドレーンが取れたことで、翌日退院をすることが決まりました。
退院前日のこの日も、中庭ウォーキングと記事作成をひたすらしていました。


入院9日目:2021年9月17日(金):退院日
いつも通り6時起床。8時の朝食を食べ、退院の準備をしました。
朝9:00に先生と看護師さんにご挨拶をして、無事退院となりました。
病棟を出て1階に降り、会計を済まして、脱獄ぶりに病院の外に出ることができました。
「やっと娑婆に出れたぜ・・・」という感想でした。
もう二度と戻ってくるんじゃないぞ、という想像上の看守さんをイメージしながら、タクシーに乗り帰宅をいたしました。


⑤退院後について


退院後1回目:2021年9月29日(水):確定診断
2週間後、主治医の先生を尋ねました。病理検査の結果の確定診断をお聞きしました。
本記事の最初に既に書いたとおり、幸運なことに結果は良性でした。
術後の回復も順調で、生活・仕事は問題なくできていることを先生に報告いたしました。
手術の傷跡が右耳の裏から首にかけて大きく残っておりますが、綺麗にくっついてきているとのことでした。写真を撮っていただき、個人情報が分からない形で、手術例の紹介に使っていただくことになりました。


退院後2回目:2021年11月17日(水):最終回
それから2ヶ月を経て、再度、診察に伺いました。その後の経過の確認をいただきました。
この日で一連の診療が終了となりました。


⑥手術・入院を体験したことの学び(まとめ)


以上が私の耳下腺腫瘍の診察と処置の経緯となります。

今回の件を通じて、最も反省したことは「腫瘍の存在に気づきながら放置をしたこと」でした。

結果的に良性かつ顔面麻痺もありませんでしたが、それは本当に運が良かったに過ぎません。長期間放置をして腫瘍が大きくなっていたら、良性であったとしても手術で切り取る範囲が広がり、顔面麻痺の可能性も今回より高かったでしょう。

悪性化をしていれば命にかかわりますし、顔面神経麻痺はほぼ確実に影響していたかと思います。

仕事が忙しかったということに甘えて、2年間という長期間、自分の体の異常を放置したことは深く反省しています。体の不調に気付いたら、すぐにお医者様に見ていただくことは大切だと思いました。

「誰に聞いたら良いかわからない」「何科で診察してもらえばよいかわからない」ということもありました。これもWEBを使って色々と調べてみるべきでした。「医療は専門的で素人に判断できない」という思い込みがありましたが、少し調べれば今回は耳鼻科が対象であることがわかりました。


さて、この度の私の診察と処置については、何よりも東京医科大学病院の先生、看護師の皆様のおかげで無事完了することができました。心より深く御礼を申し上げます。東京医科大学病院での入院はとても過ごしやすい、素晴らしい環境でした。関係者の皆様も親切で、手術や術後の不安な気持ちに寄り添っていただきました。本当にありがとうございました。

また通院・入院等で会社からはお休みをいただき誠にありがとうございました。仕事関係者の皆様、大変ご迷惑をおかけいたしました。

普段は「健康であることが当たり前」と感じてしまいますが、こうした状況を経験したことで「健康であるとは当たり前ではなく偶然にも恵まれた状態」であったのだなと深く思いました。

皆様もお体にお気を付けください!

======================
本noteでは別途アルー株式会社の創業から東証マザーズ上場までの15年間での「組織作り」に関する課題を解説しています。

<「スタートアップ営業組織作りの教科書」をまとめて読むには↓>

======================

またアルーの「研修プログラム開発のストーリーとノウハウ」を公開しています。ぜひご覧ください。

<アルーのすごい研修開発バイブルを読まれる際はこちら↓>

======================

お問い合わせ・資料請求

アルー株式会社への研修のご相談はこちらからご連絡をいただけますと幸いです。

お問い合わせ・資料請求

新入社員研修、管理職研修、DX人材育成、グローバル人材育成、Eラーニング、ラーニングマネジメントシステム等、企業内人材育成の様々な課題にお応えいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?