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地籍調査の実体験

❝本来の姿はどこ?❞


都会に住んでいる親族が持っている
田舎の土地の地籍調査の立会いを頼まれました。

高齢ということもあり、帰ってこれないので
この地に住んでいる私に白羽の矢が。

昨日はその一日目。
(所有している土地がたくさんあるのです)

私のとっては全く知らない土地で、
面識のない人たちが集まっていました。

それでも田舎の事なので、親しく話しかけてくれます。
「あんたは見かけん人やけど誰の代わりかの~」と。
そして昔話が始まり、すぐに打ち解けます。

和やかな雰囲気で土地の境目を調べました。

都会ならほんの数センチの誤差も気にするのでしょうが、
畑や田といった名前がついている土地も
ほとんどが手入れされていなくて
木や竹が隆盛を極めています。

かつての
まるで未開の地を開墾するかのように、
鉈でそれらを払いのけ境目らしきものを見出していきます。

土地の価値はかつてとずいぶん変わっています。
今では二束三文だそうです。

だから、「もうその辺じゃったと思う」
というみんなの同意で目印が打たれました。

使っていないものや手入れをしていないものは
まさに野放図。

放置されたものの行く末を見てしまった一日でした。

自分事としても振り返ってみようと思います。


❝本来の姿はどこ?❞


今日は土曜日。見極める一日でありますように💖





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