当たり前の孤独

僕は小さい頃からずっと孤独を感じて生きていた。
そしてそれがみんなにとっても普通のことだと思っていた。

人とは分かり合えない部分があって当たり前だし、
人に、たとえ家族であっても、話せないことがあるなんて全くの当たり前のこと。
孤独であることが<個人>として生きていくための必要条件とすら思っていた。

が、年を重ね、いろんな人と関わるうちにどうやら世の中のほっとんどの人はそうは思ってはいないらしい。
全部わかってほしいと思っている人もたくさんいる。
自分の全部を他人に理解してほしいなんて、自分ですら自分のことがわからないのに、そんなことができるのかどうか僕はわからない。

僕は今でも人は孤独だと思ってる。
いい意味でも悪い意味でもなく、それが人が人として生きていくための条件のような意味で。

意見が違うことだけで、全てが合わないとなる人は多い。
1つの意見が違っても、他の意見を合うかもしれないが、そううまくは行かないのかな。
生き方に関する意見が違っても、好きな食べ物に対する意見は同じかもしれない。

自分と他人は違う。
それが全てだと思う。

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