短冊の力
サザエさんを久しぶりに見たら、声優さんが大半変わっていて、もう私の知っているサザエさんじゃなくなってる感じ。
見ていて「ああ〜日曜日が終わる!」とか何も感じない。純粋にお話を観ることができた。
それで、七夕の話をやっていたので、思い出したことを書こうと思う。
七夕の短冊の力は計り知れないと思ったことが二回あります。
息子が保育園に通っているときのこと。近所のスーパーで七夕の願い事コーナーがあり、買い物ついでに書いたのです。
息子は当時、トミカのミニカーやプラレールにハマっていました。
それで彼は無邪気に
「ミニカー100こほしい」
と書きました。たどたどしい字で。
私は、ミニカー100個なんて…買えるわけもないしムリ、すまんのぅ、と思いつつも短冊を笹の葉にくくりつけてあげました。
どうなったかと言うと…願い事叶ったんですよ!
もちろん、うちにはミニカー100個買えるだけの余裕はありませんでした。
短冊にお願いごとを書いてしばらくして保育園で運動会があったのですが、その帰りにケンタッキーに寄ったら、同じクラスの女の子の家族も来て隣のテーブルに座ったのです。
雑談していたら、女の子のお父さんが突然、ミニカーいる?と言うんです。
女の子には小学校高学年のお兄ちゃんがいて、ミニカーはもう遊ばなくなったからあげると。
そのまま取りに伺い、大人用の靴の空き箱に入り切らないほどのミニカー、Nゲージもケース付きでおまけでついてきました!
家に帰ってきて数えてみたら100個以上ありました。
すごいねー!短冊に書いて良かったねー!と私たちは大喜び。まさかそんな形でやってくるとはね。
もう一つは、息子が高校時代、二年生で野球部だったときです。
東京大会の開会式が7月7日だったのですが、直前の前日になって監督が急に「笹持ってくぞ。用意しろ!」と命じ、マネージャーさんが急きょ準備してくれ、神宮球場の開会式に持って行ったのだそう。
「神宮球場でプレーしたい」
がチームの目標だったのですが、前の年から公式戦で一度も勝てなかったチームが、一回戦、二回戦と次々突破。
ついにベスト8入りし、たどり着いたのが、そう、神宮球場でした!
応援に行くとき、野球部のお母さんが車を出してくれ、私は助手席に乗っていました。神宮球場までの道は、夢なのかな…⁈と信じられませんでした。
残念ながら試合には負けましたが、うちは強豪校ではありませんので、ベスト8に入ったのは開校以来の快挙でそれは盛り上がりました。
本当に良い思い出です。
短冊をあなどるなかれ。
書くことってすごい力を発揮するんですね。
みなさんのお願いごとって何ですか?
ぜひ短冊に書いてみてはいかがでしょうか。
〜最後まで読んでいただきありがとうございます😊良い一日を!〜
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