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園バスは広告塔

幼稚園の先生から以下の要望をもらった。

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複数の幼児施設をやっている。
これから他の障害児事業にも手を広げたい。
そして保育をどんどんアップデートしたい。
そうなったときに法人の保育の理念を一つの言葉にしたい。
これから変わっていく中の拠り所となるような言葉。
そしてその思いが詰まったロゴやHPを作りたい。
法人全体をブランディングしてほしい。そんなことができる人を探してほしい。
イラストレーターでもいいし、コピーライターでもいいし、ファッションデザイナーでもいいし、なにせ壁打ちの相手が欲しい。
できれば当事者意識のある子育て世代の人がいい。
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困った。とても困った。
誰だ、、、と。
そもそも、これをやれる人の肩書きもよく分からない。
デザイナー?いや、でも言葉も作りたいしな。もちろん言葉を作れるデザイナーもいるけどやっぱりコピーライターには敵わないし、いやでもその人はロゴ作れないよね、、、あれ?じゃあ誰に頼めば、、???そもそも調べ方もよくわからない。デザイナーじゃなくて、コピーライターじゃなくて、、、と巡り巡り、調べに調べ、この建物のロゴいいなと思ったデザイナーや、設計事務所で働く友達に聞いた人など、数名挙げて実際に会ってみた。


面白かった。とても。
普段会わないジャンルの人たち、普段出会わない考え、普段出会わない視点、新しい風が自分の中に流れ込んでくるような感覚だった。

分かったのは、編集者やクリエイティブディレクターという人がそれぞれの専門の人に仕事を割り振っていること。我々が探すべきはクリエイティブディレクターだった。カタカナ並びのなんだそれと思っていた職業がなんとなく分かった瞬間だった。

そんな中で言われた「園バスってある種、広告塔ですよね」という話。
確かに、園バスは園の外に1番よく出る、誰もが目にできるもの。
そのデザインがアンパンマンやトーマスに頼ったものなのか、それともキャラクターに頼らない洗練されたデザインのものなのか。
そこから保育の姿勢が見える気がする。

いわゆる「壁面」と呼ばれる、ウサギやクマを紙で作り壁に貼ったものに頼らないと子どもが楽しくない保育なのか、保育自体の質を上げて子どもが楽しく過ごせるようにするのか。保育自体の質を上げればウサギに頼らずとも壁はシンプルにできる。

確かに園バスという、1番地域の人にアプローチしやすいものから変えていくのも面白いなと。

デザインで保育の姿勢を示せる。デザインでできることはまだまだたくさんあるなと思った出来事でした。





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