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生きづらさの中に私はあるのか -ADHDと共に-

暖かくなったり、と思えば途端に寒風が吹いて。
そしてあっというまに春が来て、桜の時期になります。
雪の日は早く暖かくなることを望んでいたのに、いざ春が見え隠れすると、少し寂しく感じるものですね。

はじめに

私は23区在住、一人暮らし独身アラサーOLで、年末にADHDと診断されました。
AC(Adalut Children)と言われたこともあります。
常に生きづらさを感じ、社会に馴染めない疎外感を抱えながら ここ(アラサー)まで来ました。

今回、noteに私がドタバタと過ごしてきた日々をここに書き留めていこうとおもいます。
過去を隠蔽せずに私自身の人生として受け止めるために、
私が過去の自分を好きになれるように。

ADHDと診断されて

ADHDと診断され、過去の行動を振り返ると、紐解かれるように、パズルのピースが合うように、「ああ、ただ私らしくいただけなのだったのか。」と思いました。

当時は、毎日が台風のようで、目まぐるしく変化し、
と思えば退屈なモノクロ映画の中にいるようで、ただただ ひどく憂鬱な気分になることもありました。

うまく、普通に生きれない

ずっとこう思っていました。
皆が当たり前に行っていることが当たり前にできない、そう悲観している自分が情けなく、メンタルが弱いと実感していることにさえ罪悪感を持ちました。

診断されたのが、アラサーになってからでよかったと思います。
いまだから、前を向いて改善しようって前向きに捉えられるから。

うまく生きていけなかったのは、ADHD(その他にもあるけど)だったからなのだ。これからは対策をとりながら生きていこう。と。

そして、今までの私は私なりに一生懸命で、好きになってあげるべき自分なのだと思いました。

ADHDとは

ADHDとはAttention-Deficit/Hyperactivity Disorderの略で、注意欠如多動性障害のことをいいます。
自分をコントロールする力が弱く、それが行動面の問題となってあらわれる障害です。
先天性の発達障害で、生涯特徴が認められます。

ADHDは主に下記3つに分類されます。
・不注意
・多動性
・衝動性
私は、不注意>衝動性>多動性の順で特性を持っています。

よく遅刻してきて、忘れ物が多く、気分がコロコロ変わるご友人はもしかしたらADHDかもしれません。(私のこと)

基本的にADHDは18歳までに生活に支障をきたす症状があらわれた場合に診断されますが、
幼い頃は、明るく元気で少しおっちょこちょいな子、で済まされてしまうケースもあります。
ご両親が身の回りのケアをしていてくれれば、症状がそこまでわからないかも知れません。

まさに私はその通りで、18で上京し一人暮らしを始め、そこで初めて自分の能力の低さを痛感しました。
幼い頃は、しっかりものって言われてきたハズなのだけれど..なぜ?と戸惑いもしました。

自分の身の回りの事をこなすのに未だ精一杯です。

一人暮らしを始めてから10年以上経ってもなお、
公共料金の支払い遅延や、借金、忘れ物、落し物..etc
生活のタスクができずにいます。仕事を例に挙げたらもっとひどいです。
恥ずかしい話ですけど。

さいごに

プロローグとして、簡単に私の紹介をさせていただきました。
普段文章を書くこともなく、拙く遅筆かとは思いますが、ご興味がありましたら、しばしお付き合い頂けたらと思います。

一概にADHDが起因となることだけではないですし、それを言い訳にするつもりもありません。
ただ、私が前に進むために、改めて自分を振り返り自分の勉強をしていきたいとおもいます。

#ADHD #大人のADHD #エッセイ #プロローグ

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