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ついできてない事に目が向くけど当たり前にやってることが凄いことだった

我が子の卒園を控えて
あれもこれも
してあげれていない気がする。
もっとできることがたくさん
あった気がする。
足りない足りない
と、なんだかやり残したことが
たくさんあるように感じて
焦るこの気持ちが
なぜなのか、少しわかった話の記録を
今日は書いておこうと思う。

SNSを眺めていた時に
ふと目に留まった
親野智可等さんの言葉です。

「今日はキレない」と
決めても守れないのは、
なぜでしょう?
それは否定語の決意だからです。

こういう否定語の決意は、
一度でも破って(キレて)しまうと
達成できなかったことになり、
ハードルが高いからです。

そして、できなかったことに目がいき、
その日は0点ということで
自己肯定感が下がります。

そこで、次のような
肯定的な決意にしてみましょう。

・大好きだよと伝える
・1回はほめる
・ハグする
・笑わせる
・がんばってるねと言う
・キレそうになったら深呼吸

こういう肯定語の決意は、
できたことに目がいき加点的です。
できないことがあっても
0点ということにはなりません。
1つ20点にすれば5つで100点です。

https://www.threads.net/@oyanochikara/post/C3nDzIAvgUD


私は子どもとの毎日に特に
目標も設定していないし
どこまでできたら
100点なのかとか
自分がどんなことを
してあげることができたかを
深く考えたり、
ましてや書き出したこともない。

親野智可等さんの言葉を見て
改めて考えてみると私は、
できなかったことには
簡単にフォーカスしているなぁ
と気づいた。
『今日も怒っちゃったな』
『遊ぼうって誘われたのに
待っててくれたのに上の空で
対応しちゃったな』なんて
毎日のように頭に浮かぶ。
そして自分を無意識で責める。
我が子に対してごめんねって思う。
何もしてあげられてない日なんて
きっと1日もないのに。
自分を褒めた日ってあっただろうか?

自分が『できた』ことには
全然フォーカスできていないと
気づくことができたから
日常的にできていることを
いまあげてみようと思う。
1つ20点で5つで100点になるように
ひとまず5つ考える。
これを見てくださっている方も
ぜひこの機会に5つ考えてみてくださいね。

私は毎日100点じゃん!ってなりたいので笑
毎日していることを
あげてみる。

・行ってらっしゃいのハグとキス

・お弁当作り

・大好きと伝えること

・嬉しい言葉をくれた時
どんなふうに感じて
心があったかくなったのかを
説明して伝えること

・寝る前や遊びの時間に
絵本の読み聞かせをしている


これは絶対に毎日していることです
書いてて
こんなことでいいのかな?と
ちょっとまた自分に
厳しくしてしまいそうにも
なったんだけど・・

私が年長の立場だったら
母親から毎日そうしてもらえていたなら
とても嬉しいと思った。

ましてや書いてて思い出してきたけど
私の親はフルタイムで私が年長の時だって
帰ってくるのは17時半とか
18時だった。
保育園が終わったらおばあちゃんの家に行って
母親の帰りを待った。

私は21時半とか22時には布団にいって
寝ていたと思うけど
一人で寝てよと言われ
寝かしつけもしてもらえなかったことを
思い出す。
夜一人で布団にいると
寂しくて目を閉じたら
死んでしまうのではないかと
毎日怖くて怖くて仕方がなかった。

怖くなって眠れなくなってしまった日は
『目を閉じたら死んじゃうかも。怖い』と
泣きながらリビングに行った記憶がある
そこで母親は
『死なないよw寝ちゃえば大丈夫w』と
軽くあしらわれて
私の寂しさは増した。

私の願いは母親と
一緒の布団で眠りにつきたいだった。

18時前に母親が帰ってきて
21時半ごろには一人で眠る
朝ゆっくりと遊ぶ時間もないから
また保育園にいって
18時前に母親が帰ってきて。。
そんな毎日だった。

(私も一人の時間が欲しいから
子どもに一人で寝て欲しいなと
思う日はたくさんある。笑
だから母親の気持ちはわかる。
でも私は幼少期の自分が
して欲しかったこと
『母親の隣で眠りにつく』これを
我が子にすることで自分を癒している部分はある)

母親と同じ空間にいたくて
眠いのに興味のないドラマを
見ていた気がする。
ただ一緒にいたいだけなのに
大人は起きてていいけど
子どもは早く寝なさい
(父親と母親は起きている)
近所のOOくんは8時半に寝るんだって
早く寝ないと頭良くなれないよ
などと毎日何かしら
言われたことも思い出される。

私が欲しかったのは
一緒の布団に入って
肌を触れ合わせて
母親の温もりを感じたかったし
大好きだよと言葉をもらって
心を温めて欲しかったなって思いが
蘇ってくる。

年長の私は素直に言えなかった。
『ただ一緒の空間にいたい』
『抱きしめてほしい』
『私のこと大切に思ってる?
大好きって言って』

幼少期の私からしたら
『毎日ずっと母親が家にいる!』
そんなの夢みたいな毎日だ。

毎日同じ布団で眠りにつくまで
母親がそばにいる

これも欲しかったものだなぁ

そう思うと
・幼稚園から帰ったら私が家にいる
・毎日寝付くまで母親が隣にいる

これができているだけでも
0点の日なんてないんだなぁ


卒園を控えて
『私全然子どもにしてあげられたこと
なかったな』と焦るような気持ちがあったけど

私は毎日毎日当たり前のように
していることが
決して当たり前のことなんかじゃ
なかったんだなぁ
と気づくことができた。

私(母親)が毎日家にいるだけで
夢のよう。笑
幼少期の私からしたらだから
我が子がそれを欲しているかは
わからないけどね。


家族が元気で毎日
家に帰ってきて
言葉を交わすことができる
抱きしめることができる

当たり前なんかじゃないよね
こういう毎日を積み重ねてこれたこと
みんなのおかげだし
私のおかげでもあるよね。笑

できて当たり前じゃないんだねぇ

毎日軽く100点越えてるじゃんと
今日は思えた。
できていることに目をむける
そんな日を増やしていこう

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