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スタッフに社内ルールを習慣化させる方法

スタッフに社内ルールを守ってもらい、それを習慣化させる方法はないかと悩んでいる経営者は多いのではないでしょうか。

最初のうちは守っていてもだんだん守らなくなってしまう人もいるでしょう。それだけ何かを習慣化するのは難しいことでもあります。

この記事では、「スタッフに社内ルールを習慣化させる方法」を解説していきます。


そもそも社内ルールとは?

社内ルールとは、会社が独自で決めている規則やルールのことです。
項目も会社によって異なりますが、例えば身だしなみ、仕事の進め方、報酬や評価などの行動に関することや、働き方や考え方などの内面的なことを定めます。

就業規則とは違い、法的な拘束や創らないといけないという法律はありませんが、社員数が多くなれば、社内ルールを設けることでメリットが期待できます。


社内ルールを作るメリットとデメリット

スタッフが増えてくると社内ルールがない場合、
規律が保たれずスタッフの混乱にも繋がりますよね。

しかし、ルールをたくさん作れば作るほど、スタッフの自由はなくなり、かえって生産性を下げることにもなりかねません。

社内ルールを作るということは、メリットもデメリットもあるのです。

まずメリットをご紹介しますね。


メリット1:業務レベルの向上

社内ルールがあることで社員1人1人の業務レベルのばらつきがなくなり、経験の浅いスタッフでも一定のレベルで業務を行うことができます。

メリット2:スタッフのモチベーションアップ

社内ルールにスタッフに対する評価やスキルアップの手段を設けることで、スタッフのモチベーションアップに繋がる仕組みを作ることが可能です。

メリット3:企業文化の形成

社内ルールが周知されることで、価値観が共有され、チームワークの向上や離職率の低下、意思決定のスピードの向上に繋がりやすくなります。

社内ルールのメリットを生かすことのできる社内ルールは、自由度が高く柔軟なルールであることや、経営理念や企業文化に合っているものだとよいでしょう。


反対に社内ルールを設けることがデメリットになる場合もあります。
デメリットについてもみていきましょう。

デメリット1:細かくルールを設定することで
       スタッフの行動が制限される

ルールを細かくガチガチにすればするほど自分の意思決定で行動することが制限され、やる気の低下に繋がりやすくなります。

デメリット2:スタッフが考えなくなる

ルールを徹底するあまり自由がなくなるとルール通り、マニュアル通りにしか行動できなくなり、考える機会を奪ってしまうことになりかねません。

デメリット3:組織の成長の低下

新しいアイデアや発想が生まれてもルールが絶対となってしまうと、生産性は向上しません。受け入れてもらえなければ、新しいアイデアを出すことすらやめてしまうでしょう。

デメリットに働いてしまう社内ルールには、必要以上に厳しいルールや自由度の少ないルールが挙げられ、これらのルールはかえって会社やスタッフの成長を阻害してしまう原因にも繋がるでしょう。

社内ルールを作る上では、メリットとデメリットをしっかり理解して
「自由と規律のバランス」を取ることが大切です。


社内ルールの作り方

社内ルールを習慣化させるためには、作り方が大切です。
ポイントとしては、2つあります。

①会社の理念と社内ルールの一貫性があるか
②社内ルールは1人で作らない

1つずつ詳しくみていきましょう。

①会社の理念と社内ルールの一貫性があるか

社内ルールを作る上で大切なことは、会社の理念に基づいて作られているかどうかということ。

例えば、会社の理念は「個人を尊重し、チャレンジできる企業風土をつくる」だったとしても、社内ルールをガチガチに決められていては、チャレンジどころか新しいアイデアを声に出すことさえ難しいでしょう。

社内ルールを作る前に改めて会社の理念を整理して、
コアバリュー(中心的価値)を明文化し、
それを具体的に業務に落とし込んでいく
必要があります。

②社内ルールは1人で作らない

社内ルールを習慣化させるためには、
スタッフが社内ルールを守る理由を納得させることが大切です。

そのためにも、ぜひスタッフにもルール作りに参加してもらい、みんなで作り上げることがおすすめです。自分たちが決めたルールということであれば、徹底度合いも変わってくるでしょう。


まとめ

社内ルールを習慣化させる方法は、まず今の社内ルールに不必要なルールはないのか、きちんと理念と合っているのかを見直すことから始めてみるとよいかもしれません。

ルールそのものに良い悪いも判断することは難しいからこそ、自社が大切にしたいことがルールとして反映されているかが大切になってくるのです。

スタッフが納得して楽しくルールを守りながら働くことができれば、社内ルールを習慣化させることができるでしょう。


(ライター 須山ゆず)

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